困っていたこと
Hyper-Vの仮想スイッチ設定で Default Switch
(既定のスイッチ)を利用すると、内部ネットワークだけど外部インターネットにも接続できる状態を簡単に作れるのですが、自動でDHCP接続になってしまい、おまけに何故かサブネットもコロコロ変わってしまうので、SSHやRDPでの接続先が固定できず面倒というデメリットがあります。
んで、よくよく考えたら仮想マシンなのでNICなんて無限に増やせるわけで、Default Switchとは別に内部ネットワークを一つ生やして、そちらを固定IPにしてあげれば良いと気づきました。というわけでその手順メモです。
分かる人なら秒殺できそうなネタですが、詰まったので一応……
環境
Windows 10 Pro 1903
手順
仮想内部ネットワークスイッチを作る
Hyper-Vコンソールから 仮想スイッチマネージャー→新しい仮想ネットワークスイッチ
仮想マシンにアタッチ
ハードウェアの追加→ネットワークアダプタ
で、先程追加したスイッチをアタッチ
↑のようにスイッチが2つある状態になればOK
ホストOS側で設定を確認
Powershellまたはコマンドプロンプトで ipconfig
を実行
IPアドレスとサブネットマスクを控えておく
ゲストOS側で設定
- IP: ホストOSとかぶらないように適宜設定
- サブネットマスクの設定によるが、後半16ビット (169.254.xxx.xxxのxxxのところ)ならどこでも変えてOK
- サブネットマスクはホストOSと同じ設定になるようにする
動作確認
- ゲストOSからインターネットにつながるか
curl google.com
- ホストOSに疎通できるか
- なんか適当なWebサーバ的なのを立てて
curl
する
- なんか適当なWebサーバ的なのを立てて