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MacにReact Nativeの開発環境を構築する方法

Last updated at Posted at 2022-08-09

MacOS に React Native の Android アプリを開発する環境の構築方法を紹介いたします。

概要

案件で React Native の Android アプリを開発する環境が必要となったため、メモ用として記事にしました。
この記事では MacOS 12.4のM1チップ, Android Studio Chipmunk 2021.2.1 を使用しております。
また、コマンドライン引数に与えるユーザー名は適宜読み替えてください。

1. Homebrew のインストール

Homebrew とは macOS 用のパッケージマネージャーのことで、
今回は Watchman、JDK のインストールで使用します。
下記のコマンドを実行して Homebrew をインストールします。

$ /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

2. Node.js のインストール

Node.js は JavaScript の実行環境の 1 つです。
2022年8月1日時点での推奨バージョンは v16.16.0 で、Node.js のパッケージ管理ツールである npm も一緒にインストールされます。
下記のコマンドを実行して Node.js をインストールします。

$ nodebrew install-binary v16.16.0

※3. Watchman のインストール

Watchman はファイルの変更時にアクションを設定することができます。
今回はソースコードを編集した場合に、ビルドを行うようにするため Watchman を使用します。
下記のコマンドを実行して Watchman をインストールします。
※ Watchman のインストールは React Native の環境構築において必須ではありません。

$ brew install watchman

4. React Native CLI のインストール

React Native CLI は React Native でアプリ開発するためのパッケージです。
下記のコマンドを実行して React Native CLI をインストールします。

$ npm install -g react-native-cli

5. JDK のインストール

React Native で Android アプリを開発するためには JDK(Java Development Kit をインストールする必要があります。
下記のコマンドを実行して JDK をインストールします。

$ brew tap AdoptOpenJDK/openjdk
$ brew install adoptopenjdk/openjdk/adoptopenjdk8 --cask

6. Android Studio インストール

React Native で Android アプリを開発するためには Android Studio をインストールする必要があります。

下記のリンクから Android Studio をダウンロードします。
https://developer.android.com/studio
インストール過程で、SDK Components Setup 画面が表示されます。
その際は、Performance(Intel® HAXM) と Android Virtual Device を選択し、Next ボタンを押してインストールを進めます。

SDK 設定

Android Studio の Preferences を開き、Appearance & Behavior > System Setting > Android SDK の順でタブを開くと、下記画面が表示されます。

Android SDK

右下の Show Pacakge Details を選択します。
そして、リストの中から下記内容を選択します。

  • Android SDK Platform 28
  • Intel x86 Atom System Image
  • Google APIs Intel x86 Atom System Image
  • Google APIs Intel x86 Atom_64 System Image

全て選択したら、OK ボタンを押して次の画面に移動します。

7. 環境変数設定

環境変数の設定として、 ~/.zshrc ファイルに下記の内容を追加します。

export ANDROID_HOME=/Users/"ユーザー名"/Library/Android/sdk
export PATH=$PATH:$ANDROID_HOME/emulator
export PATH=$PATH:$ANDROID_HOME/tools
export PATH=$PATH:$ANDROID_HOME/tools/bin
export PATH=$PATH:$ANDROID_HOME/platform-tools

まとめ

今回は MacOS に React Native の Android アプリを開発する環境を構築する方法を紹介いたしました。
環境構築自体は難しくないのですが、インストール数が多いため環境構築に時間を要しました。
また、案件の引き継ぎも兼ねてQiitaの記事にしたことで、マークダウン記法の勉強にもなりました。
この記事が React Native で Android アプリを開発する方の手助けになれば幸いです。

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