はじめに
みなさん、Claude使っていますか?
2025年11月24日(現地時刻)、ついに Claude Opus 4.5 が発表されましたね!
これで、先行してリリースされていた Sonnet 4.5、Haiku 4.5 と合わせて、Claude 4.5 ファミリーが出揃ったことになります。
「結局どれを使えばいいの?」「何が違うの?」と迷っている方も多いと思うので、今回はこれら3つのモデルの違いと特徴をサクッとまとめてみました。
それぞれ
今回の4.5シリーズは、全体的に「エージェント機能(自律的なタスク実行)」と「コーディング能力」が飛躍的に向上しているのが特徴です。
それでは、リリース順に振り返りつつ、最新のOpusまで見ていきましょう。
Sonnet 4.5
リリース日:2025年9月29日
まずは、バランス型のSonnetです。
4.5シリーズの先陣を切って登場したこのモデルは、「Computer Use(コンピュータ操作)」 という衝撃的な機能を引っ提げて登場しました。
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特徴:
- PC操作が可能: 画面を見てカーソルを動かし、クリックや入力を行える機能が強化されています(OSWorldベンチマークで61.4%を記録)
- コーディング性能: リリース時点で「世界最高のコーディングモデル」と称され、複雑なエージェントタスクに強みを持ちます
- 用途: 開発者のパートナー、自律的なPC操作タスク、一般的なビジネスワークフローに最適です。
普段使いなら、まずこのSonnet 4.5を選んでおけば間違いありません。以前のOpus 4.1と比較しても、多くのドメインで優れた推論能力を発揮します。
Haiku 4.5
リリース日:2025年10月15日
続いて、軽量・高速モデルのHaikuです。
「安い・早い・(そこそこ)美味い」が売りのHaikuですが、4.5では性能が大幅に向上しています。
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特徴:
- コスパ: かつての最上位モデル(Sonnet 4など)に匹敵するコーディング性能を持ちながら、コストは3分の1、速度は2倍以上です
- スピード: 非常に高速なため、チャットボットや大量のデータ処理、リアルタイム性が求められるアプリのバックエンドに向いています
- 用途: 単純なタスクの大量処理、低遅延が求められるユーザー対話、コストを抑えたい開発環境など
「ちょっとしたスクリプトを書いてほしい」「大量のドキュメントを要約して」といったタスクなら、Haiku 4.5で十分そうです。
著者も実際に使用してみましたが、ある程度作りたいロジックが決まっている場合は問題ありませんでした。
Opus 4.5
リリース日:2025年11月24日
そして今回登場したのが、最上位モデルのOpus 4.5です。
Anthropic公式が 「最もインテリジェントなモデル」 と豪語するだけのことはあります。
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特徴:
- 圧倒的な思考力: 曖昧な指示や複雑なトレードオフを理解し、手取り足取り指示しなくても「よしなに」やってくれる能力が極めて高いです
- 開発・エージェント性能: 複雑なマルチシステムのバグ修正や、長期的なプログラミングタスクにおいて、Sonnet 4.5では難しかったタスクも解決可能です
- 価格設定: 驚くべきは価格で、入力$5/100万トークン、出力$25/100万トークンと、旧Opusモデルから大幅に値下げされました(約67%OFF)
「Sonnetだとちょっと粘り強さが足りないな...」と感じるような、深い推論や難易度の高い開発がが必要な場面では、Opus 4.5一択になりそうです。
Introducing Claude Opus 4.5 より
Coplit Chat では...
Copilot Chat の プレミアムリクエストの乗数は現在、Sonnet 4.5 と同様の1なのは良いですね!
(※2025/12/5以降は3 になります)
因みに、 Opus4.1では10消費していたのでこのことからも、大幅値下げをしていることがわかると思います。
おわりに
これまでは「とりあえずOpusは高いからSonnetで...」となりがちでしたが、今回のOpus 4.5の大幅値下げにより、選択肢が大きく変わってきそうです。
- 日常使い・定型PC操作 👉 Sonnet 4.5
- スピード・コスパ重視 👉 Haiku 4.5
- 複雑なコーディング/設計 👉 Opus 4.5
という使い分けが、これからのスタンダードになりそうですね。
皆さんも、自分の用途に合わせて最適なClaudeを選んでみてください!
参照

