はじめに
リンクラフト株式会社でエンジニアをしている tsasaki_ です。
私の推しのフットボールクラブ、デポルティーボ(・ラ・コルーニャ)は、この記事を書いている今季リーガ2部の首位争い中でして、ワクワクが止まりません!来季のプリメーラ復帰を目指して引き続き応援していきます。
Forza Dépor!(デポルよ強くあれ!)
僭越ながら、今年もアドベントカレンダーに参加します。
この記事は LINCRAFT Advent Calendar 2025 の2日目の記事です。
さて、今回お伝えしたい話題は、
経験から生まれる自信:自分で決めることを避けているあなたへ
について、書きました!
駄文ではありますが、あなたのお時間をお借りして、5分ほどお付き合いください。
記事のPoint
- なぜ判断を避け続けるのか
- 受け身でいることの本当の代償
- 明日から変われる具体的な行動
早速ですが、正直に答えてください
- 「上司の指示通りにやっていれば、とりあえず大丈夫」
- 「問題に気づいても、自分から声を上げるのは面倒」
- 「誰かがなんとかしてくれるだろう、きっと」
こんな声が、心の中で聞こえたことはありませんか?
安心してください。多くの人が同じように感じています。特に日本では「受け身であること」が悪いことではなく、むしろ協調性として評価されることもあります。
でも、もしかしたら、あなたは今、気づけば「経験年数」だけは増えているのに、仕事での自信は全く増えていない.・・・と感じているかもしれません。
一つ、質問させてください。
指示を待ち、判断を避け続けて、5年後も今と同じ自分でいいすか?
自分で決められない本当の理由
その背景には、こんな感情があるかも・・・
- 失敗への恐怖:判断ミスをしたら評価が下がる、責められる
- 責任からの逃避:決めなければ、責任も負わなくて済む
- 現状維持バイアス:変化を起こすより、今のままの方が楽
- 自己評価の低さ:どうせ自分の判断なんて価値がない
年を重ねるごとに、これらの感情は「経験」という名の「重り」になっていきます。
ここに、本質的な問題があります
| 能動的(アクティブ)に生きる人 | 受動的(パッシブ)に生きる人 |
|---|---|
| 自分で判断する | 指示を待つ |
| 問題を見つける | 問題を見過ごす |
| 経験を積み重ねる | 経験が蓄積しない |
| 自信が育つ | 不安が増す |
指示待ちで生きていると・・・
- 判断の機会を失い続ける → 判断力が育たない
- 次に同じ場面でも、やはり判断できない
- 「経験年数」だけが増えて、「判断できる経験」は積み上がらない
- 気づけば年齢だけ重ねて、何も変わっていない
つまり、判断から逃げ続けると、ずっとこのままなんです。
厳しい現実:年齢と期待値のギャップ
組織には、暗黙の期待値があります。
若手には「まだ慣れていないから」と寛容。
中堅になると「そろそろ自分で考えてほしい」と期待が発生。
ベテランともなれば「もう自分で判断できるよね?」と当たり前のように見られます。
でも、判断する経験を積んでこなかったら、急に「判断しろ」と言われても困りますよね。
これは能力の問題ではありません。ただ、判断する経験を積む機会を、自分から避け続けてきた結果です。
仕事で「自分で決める」とは何か
勘違いしてほしくないのが、「自分で決める」とは、勝手に暴走することではありません。
シーン1:会議での沈黙
上司が明らかに現場を理解していない判断を下そうとしている。あなたは現場を知っているから、それが問題を引き起こすと気づいている。
- 受け身の人:「まあ、上司が決めたことだから・・・」→ 黙って従う
- 能動的な人:「恐れ入りますが、現場では○○という状況がありまして・・・」→ リスクを伝える
シーン2:明らかな非効率
毎回、無駄な手順を踏んでいる業務がある。もっと効率的な方法があると気付いている。
- 受け身の人:「昔からこうやってるし・・・」→ 黙々と非効率な作業を続ける
- 能動的な人:「この作業、こうすれば時間が半分になりませんか?」→ 改善を提案する
どちらが、会社にとって価値がありますか?
どちらが、10年後も必要とされる人材ですか?
「でも、失敗したら・・・」という不安
その気持ち、すげーよく分かりますよ!自分で判断すれば、当然失敗のリスクもありますよね!
でも、少し視点を変えてみませんか?
失敗しないことと、成長しないこと、どちらを選びますか?
自分で判断する → 失敗する → 学ぶ → 次に活かす → 成長する ↺
↑ ↓
└────────────────────────────────────────────┘
指示を待つ → 失敗しない → 学びもない → 次も判断できない → 成長しない
↓
未来も同じまま
失敗は、実は貴重な情報なんです!「この方法はうまくいかない」というデータ。次は別の方法を試せる。
止まらなければ、それは失敗ではなく学習です。
今日から始められる「判断する練習」
「判断しろと言われても、何から始めればいいか分からない」
そう思うかもしれません。大丈夫です。最初は本当に小さなことで十分です。
レベル1:気づいたことを言語化する
まずは「気づく」→「口に出す」から
- 会議で疑問に思ったことを「確認ですが、○○ということでしょうか?」と質問する
- 非効率だと感じた作業について「この作業、○○が目的ですよね?」と目的を確認する
ポイント: これは「提案」ではなく「確認」です。気づいたことを共有するだけ。それでも十分、「受け身」から一歩踏み出しています。
レベル2:小さな改善を提案する
「もっと良い方法があるのでは?」を言葉にする
- 「この作業、○○すれば時間が減りませんか?」
- 「次回から△△の手順を追加すると、ミスが減ると思います」
ポイント: 完璧な提案である必要はありません。「こうしたらどうだろう?」という問いかけで十分です。
レベル3:自分の判断を持つ
「私はこう考えます」を伝える
- 「私の担当範囲では、○○の方がリスクが低いと考えます」
- 「この件については、△△を優先すべきです。理由は・・・」
ポイント: 最終決定権はあなたにないかもしれません。でも「自分の判断を持ち、それを伝える」こと自体が、判断力を育てます。
レベル4:小さな決定を任せてもらう
「この件、私に任せてもらえませんか?」
- 自分が詳しい分野で、小さなタスクの進め方を自分で決める
- 「このやり方で進めて、結果を報告します」と宣言する
ポイント: 小さなことから始める。いきなり大きな決定を背負う必要はありません。
「完璧」を目指さない
重要なことを言います。
「自分で判断する」≠「正しい判断をする」
「自分で判断する」=「自分なりの考えを持ち、それを表明する」
結果が間違っていても構いません。大切なのは、
- 自分の頭で考えた
- その考えを言葉にした
- 行動に移した
この3つを繰り返すことが、あなたを変えていきます。
10回中2回しか正解しなくても良いんです。0回よりは遥かにマシです。
判断は、筋トレと同じです。使わなければ衰え、使えば育つ。
AIの時代だからこそ
AIが台頭してきて、自分で考える機会は奪われていくでしょう。
AIに聞けば答えが出る。AIに任せれば解決してくれる。便利な時代です。
でも、本当にそれでいいのでしょうか?
AIができることは、誰でもできること。つまり、価値が低い。
これから本当に価値があるのは、
- 複雑な状況を理解し、判断できる人
- リスクを見極め、決断できる人
- 責任を持って、実行できる人
つまり、「自分で判断できる人」です。
AIに判断を任せ続ける人と、AIを使いながらも自分で判断できる人。
10年後、どちらが必要とされるでしょうか?
10年後のあなたは、どちらですか?
想像してみてください。10年後のあなた。
シナリオA:このままの場合
- 相変わらず指示待ちで仕事をしている
- 若手から「あの人に聞いても、結局判断してくれない」と思われている
- 経験年数だけは長いのに、任される仕事は変わらない
シナリオB:今日から変わった場合
- 自分の判断で仕事を進められるようになっている
- 若手から「あの人に相談すると、的確な判断をしてくれる」と頼られている
- 経験を活かした、より価値の高い仕事を任されている
この分かれ道は、今日の行動から始まっています。
まとめ:今日から変わる
今のあなたは、どちらに近いですか?
| 受け身で生きている | 能動的に生きている |
|---|---|
| 指示を待っている | 自分から動いている |
| 問題に気づいても黙っている | 気づいたことを伝えている |
| 「どうせ無理」が口癖 | 「やってみよう」と動く |
もし左側に当てはまるなら、変化は今日から始められます。
最初の一歩は、驚くほど小さくていい
明日の会議で、一言質問する。それだけで十分です。
「確認ですが、○○ということでよろしいですか?」
「この件、△△のリスクはありませんか?」
これも立派な「自分で判断する」です。
小さな判断の積み重ねが、あなたを変えていきます。
最後に:明日、あなたは何をしますか?
このまま同じパターンで生きるのか。
それとも、今日から少しずつ変わっていくのか。
決めるのは、あなた自身です。
この記事を読み終えたら、一つだけ決めてください。
「明日の仕事で、何を一つ試すか」
例えば、
- 会議で、一つ質問する
- 気づいた非効率を、一つ報告する
- 改善案を、一つ提案する
- 「私はこう考えます」を、一回言う
どれか一つで十分です。
完璧である必要はありません。
大きな成果を出す必要もありません。
ただ、「自分で判断して、行動した」という事実を一つ作る。
それだけで、あなたは今日から変わり始めます。
さあ、明日、何を試しますか?
今、決めてください。
そして、明日、実行してください。
小さな一歩が、あなたの10年後を変えます。
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