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開発未経験からWebエンジニアに転職した話

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はじめに

こんにちは。

現在、スタートアップでWebエンジニアをしています!

私は2023年の12月にWebエンジニアへと転職し、現在は主にバックエンドの開発を担当しております。

開発未経験の状態からの転職だったため、色々不安もありましたが、幸いにもキャリアチェンジすることができました。

転職活動の際、開発未経験からの転職記事が参考になったため、私もまとめてみました!

転職時から1年以上経過してしまいましたが、当時のメモを参考に自分の備忘録としても書いたので、情報が古かったりするかもですが、ご容赦ください。

この記事では、主に下記について記載しようかと思います。

  • 転職した理由
  • 転職活動時に意識したこと
  • 活用した転職媒体

転職当時のプロフィール

  • 年齢:29歳
  • 学歴:大学院修士卒(専門は化学だったため、Webとはかけ離れてました)
  • 前職:大手印刷会社(生産技術職 → 企画職 → SIer)
  • 自主学習期間:1年ほど
  • 資格:基本情報技術者、AWS ソリューションアーキテクト - アソシエイト -、G検定
  • プログラミングスキル / 開発経験
    • 業務で Python, Typescript, AWS, Docker を少しだけ触っている。
      • 既存コードをコピペなどして少し改修くらい(機能追加などはしないため、開発未経験のようなもの。他に開発している人は分かっているようで分かってない感じ、、、)
      • AWS のアカウントは自社で管理し、実際のインフラ構築は外部ベンダーに任せている(こちらもほぼ経験なし)
      • コードレビューの文化とかもなく、コードの管理もめちゃくちゃな感じでした(自分のチームは)
    • Ruby on Rails をプライベートで学習し、ポートフォリオを作成
    • プログラミングスクールにも入っていましたが、うまく活用できなかったため、本記事では割愛します

転職した理由

まず、新卒入社した会社には5年半ほど所属してました。

1年目は生産技術職、2年目は開発企画職、3年目以降は SIer 的な感じです。

SIer としてシステム開発には携わっていました。

ただ、業務内容は見積やスケジュール調整、受入テスト対応などがメインです。

一方、勉強がてら自分で簡単なWebサイトやアプリケーションのプログラムを書いたりしていました。

大したプログラムは書いてないのですが、自分で書いたプログラムが動くことはめっちゃ面白く、どんどん開発の知識・スキルを高めていきたいと思うようになりました。

(最初はHTMLとCSS書いて表示されるだけで楽しかったです笑)

こんな流れで冒頭に示した2点に集約されました。

  • 実際に手を動かして自分でプロダクトを創り上げたい
  • 技術的なスキルを高めていきたい

理想の転職先

私にとって理想の転職先は下記のイメージでした。

目指す世界があるか

前職の SIer 時代は、このアプリケーションを作り上げて何を成し遂げたいかと言う想いが部署やチームになかったです。

その仕事をしているのは、そこに配属されたから、または役員や本部長に開発しろと言われたから、と言うような雰囲気でした。

そのため、何かを成し遂げる意欲がある企業 / チームで、共にその目標を目指したいと思っていました。

エンジニアとして成長できる環境がある

どんな環境なら自分が成長しやすいかを考えて、その環境の企業に転職したいと思っていました。

具体的には、後述の「カジュアル面談で意識して聞いていたこと」に書きましたので、そちらをご覧いただけると!

50人〜100人程度の規模感

前職が大企業だったため、承認フローなどが面倒でした。(大企業はどこもそんなもんですかね?)

また、事業部間が他社同士かというくらい遠い存在?というか扱い?の印象でした。

全く一枚岩じゃないといか。。。

そのため、小さめの規模感の企業の方が気持ちよく働けるかなと思った次第です。

転職活動時に意識したこと

カジュアル面談をたくさんした

とにかくいろんな媒体に登録して、企業との接点を広く?多く?持てるようにしました。

開発未経験で転職の敷居は高いと思ったので、とにかく数打って話を聞く方針でした。

自分の場合はほぼ独学で Ruby / Ruby on Rails を勉強してましたので、Rails で開発をしている企業に対して片っ端から「いいね」していきました。

(もちろん多少は企業紹介ページの雰囲気などを見て厳選しましたが)

最終的に2ヶ月程度で25社ほどカジュアル面談していただきました。

ネット記事や転職エージェントのことを鵜呑みにしない

ネット記事を見ると開発未経験でも凄いレベルの高そうなポートフォリオが掲載されていたり、転職エージェントに相談すると開発未経験からの転職は厳しいと言われたりしたため、転職活動自体を躊躇しそうになりました。

そんな不安があったからこそ、上記の通りカジュアル面談で色々話を聞いたりしてみた感じです。

実際、凄いポートフォリオを準備していたわけではないですが、カジュアル面談してくださる企業はたくさんいらっしゃいましたし、面談の中でも未経験からでも採用しているといったケースはよく聞きました。

なんなら、いざ選考に入ってもあまりポートフォリオの話にならなかったりもしました。

また、転職エージェント自体を否定するつもりはないですが、私はうまく活用できませんでした。

というより、Findy や転職ドラフトに掲載されているような自社開発系の企業はあまり転職エージェントには求人掲載してないのかなと感じました。(企業の規模感によるかもですが)

なんでもいいからアウトプットとして見せれるものを準備しておく

自分の場合はポートフォリオとして Rails メインで作った Web アプリケーションを公開しておきました。

その時の記事はこちら。また、Qiita にポートフォリオ作る過程で調べたことやその他勉強したことなどを、自分なりにまとめて投稿してました。

記事の内容というよりもその姿勢に対して「ちゃんとやってるんですね」みたいな言葉をいただくことはありました。

選考フェーズを合わせる

平日に出社して仕事+残業する場合、オンラインといえど面談や面接は週2回程度になるかと思います。

カジュアル面談をすると、「興味があったら応募してください」「選考進んでみませんか?」という話がよくありました。

カジュアル面談をした企業から選考を進めてしまうと、選考のフェーズにばらつきが出てしまうので、それは避けたいと考えていました。

私は2ヶ月程度はいろんな企業の方とお話ししたかったので、「いつまではカジュアル面談期限と自分で決めているので、それ以降で応募したいと思います」と毎回返していました。

とりあえず、転職することを優先する場合は、上記の通りではないかと思います!

カジュアル面談で意識して聞いていたこと

主に下記2点を意識していました。

  • カジュアル面談担当者が熱量に溢れているか
  • 自分がエンジニアとして成長していける環境か

カジュアル面談担当者の雰囲気

これは結果論なのですが、

カジュアル面談をたくさんして、ここで働きたいなと思った企業は、大体「この人と一緒に働きたい」と思いました。

そして、その方は「これを成し遂げたいんだ」「こんなものを創り上げたいんだ」というような熱量に満ち溢れていました。

最初はあまり気にしていませんでしたが、結果的に重要視していたと思います。

開発未経験者の採用について

人物像で採用してますという企業もあれば、スキルテスト(コーディングテスト的な)通れば未経験かどうかは関係ないですという企業が多かった印象です。

エンジニアチームの規模感

様々なスキルレベルや年齢のエンジニアチームかどうかを確認していました。

要するに未経験からベテランのエンジニア、20代から30,40代のエンジニアまで幅広く所属しているチームが良いなと思っていました。

エンジニア歴1-2年と言う方がいなくシニアエンジニアが多いところに、開発未経験者が入るとチームの輪を乱すかなと思ったりしてしまうので、そういう不安を確認していました。

また、ほとんど20代のエンジニアで、私だけ30代でしかも開発未経験とかだと、私も周りもやりにくいかなと言う不安もありました。

出社/リモートワークの比率

私はどちらかというと、リモートワークメインではなく、出社メインの方が良いかなと思っていました。

開発未経験から入るため、出社している人が多い方が色々と相談しやすそうだなと思ったためです。

レビュー体制

前職ではほとんどレビューの文化がありませんでした。

個人的には互いにレビューし合うことで、エンジニアとして成長していけると思っています。

そのため、互いの PR に気軽にレビューしあっているチームかを確認していました。

チーム全員でレビューしあっているのか?リーダーがレビューするのか?常にペアプロしているのか?など。

リリース頻度やリリースに至る流れ

前職時代は、開発を外部に委託して、その内容をリリースするために、リリース判定として色々なドキュメントを準備して自分のチームの上司の承認を取る必要がありました。(SIer としての流れとしては自然だと思いますが、、)

自社開発企業では開発しているエンジニアチームが責任を持ってリリースしている印象があったので、リリースに至るまでの流れなどはよく聞いていました。

大体は「開発(ローカルでの動作確認) → レビュー → レビューの修正 → PRマージ → テスト環境での動作確認 → スプリントレビュー(実施していたりしていなかったり)→ リリース」という流れの印象でした。

開発で携われる範囲

開発スキルの幅は広げていきたいと思っていたので、いろんな開発に携われる環境が良いと思っていました。

企業規模が小さいほどフルスタックに近い形の印象でしたが、多くの企業で完全にフロントエンドとバックエンドの担当を分離しているケースはなさそうでした。(できる人はどっちもやってるイメージ)

また、企業規模が大きい、または開発組織が整備されているほど SRE がチームとして確立されている印象でした。

がっつり開発できるか

やる気に満ち溢れていたので、「めっちゃ大変だけど、その分成長できてやりがいあります」という感じの企業を探してました。

なので、残業全くないですという企業は逆に敬遠しちゃっていました。(頭おかしいですかね?笑)

選考結果

カジュアル面談は数多く受けましたが、実際に応募したのは5社でした。

1社内定、1社最終面接でお祈り、それ以外は辞退という感じです。

  1. Findy:カジュアル面談 → オフィス見学(&ご飯) → 就業体験(&ご飯) → 最終面談(内定)
  2. 転職ドラフト:企業から指名 → カジュアル面談 → 一次面接 → 最終面接 → お祈り
  3. LAPRAS:カジュアル面談 → 一次面接 → 二次面接 → 最終面接前に辞退
  4. レバテック:カジュアル面談 → Web適性検査 → 一次面接 → 二次面接前に辞退
  5. レバテック:カジュアル面談 → 書類選考 → 一次面接前に辞退

転職活動に活用したツールと所感

私は、小さな規模感の企業を探していたため色々な媒体に登録しました。

使用した媒体の所感を簡単にまとめておきます。

(転職活動は2023年6-8月ごろなので、情報としては古いです。ご了承ください。)

Findy

  • カジュアル面談9社
  • Github や Qiita など連携することでスキルレベルを算出してくれる
  • 自社開発系の企業が多く掲載されている

LAPRAS

  • カジュアル面談4社
  • Github や Qiitaなど連携することでスキルレベルを算出してくれる
  • 自社開発系の企業が多く掲載されている
  • 自分のレジュメを見てくれた企業が表示される機能がある
    • この点が Findy と異なると感じた
    • 見てくれると結構嬉しいしモチベーションに繋がる
  • ポートフォリオレビュー機能があり、運営側が自分のレジュメをレビューしてくれる

Forkwell

  • カジュアル面談2社
  • Findy、LAPRAS と比べると SES 系の企業も多少ある印象
  • Github 連携すると解析してくれる
    • 使用言語や時間ごとのコード変更量、コミットごとのコード変更量など出してくれる
    • スキルレベルは出ない?(忘れましたが、当時のメモには出ないと書いてあった)

Green

  • カジュアル面談3社
  • 自社開発、受託、SES、コンサルなど色々なジャンルが掲載されている印象
  • 求めていない「いいね」や「スカウト」がたくさん届く印象
    • 人によるかもだが、SES系めっちゃ多い
    • 転職エージェントからも「希望に合った企業紹介しますよ。面談しましょう」的なたくさんスカウトが来る
    • プロフィールに記載している希望職種以外からもたくさん「いいね」や「スカウト」が来るため若干迷惑
  • 希望の領域が明確ではない場合などは良いかも

レバテック

  • カジュアル面談4社
  • プロフィールで入力した項目に応じて、各企業とのマッチ度合い?を算出してくれていた
  • Webサイトの読み込みが遅くてストレス貯まる(今は知らんけど)

転職ドラフト

  • カジュアル面談2社
  • 自社開発系の企業が多く掲載されている印象
  • フォーマットに則ってレジュメ(職務経歴やプロフィール)を作成すると良いレジュメが完成する
    • 早めに登録しておくほかに使いまわせる(とどなたかの記事で拝見したので、私もこちらを早めに埋めました)
    • 職務経歴について、運営側が簡単な添削をしてくれる
  • 指名理由はレジュメをしっかり読んだうえで記載してもらえる
  • 年収を記載しないことで、企業目線で年収をつけて指名してもらえる
    • 開発未経験だが650万程度年収を提示されたりもしたため、現状を適切に伝えないと互いに齟齬が起きそう
    • 私は SIer で AWS とか使っている環境にいたため高い評価に繋がったかもしれないが、身の丈に合わない年収だと思ったので、その企業とはカジュアル面談しなかった

OpenWork

  • カジュアル面談1社
  • 100人以上の規模間の企業であれば口コミ結構あるかも?
  • 口コミの評価等を確認するための媒体として使用

Wantedly

  • カジュアル面談なし
  • 企業が色々な記事を投稿しているため、その企業の雰囲気を掴むために活用していた

最後に

ご覧いただきありがとうございます。参考になれば幸いです。

今後も転職前後に勉強した内容や、エンジニア転職後の活動など投稿していきたいと思っております。

よろしくお願いします!

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