はじめに
OSS-DB Silver試験の勉強していることを記事にしていきたいと思います
OSS-DB Silver試験の出題構成は、「一般知識(16%)」、「運用管理(52%)」、「開発・SQL(32%)」になります。
今回は、一般知識の範囲に簡単にまとめていきます。
一般知識
一般知識で問われる内容は次になります。
- オープンデータベースの一般的特徴
- データベースの基礎知識
オープンデータベースの一般的特徴
一般的特徴
PostgreSQLの特徴
1986年から開発開始を期限とする長い歴史があるデータベース。
複雑な問い合わせ、外部キー、ビュー、トランザクションなどの同時実行制御がサポートされている。
商用/非商用を問わず無償で利用可能で、WindowsやLinuxなどの様々なOSで動作する。
バージョン
ソフトウェアにもよるが、x.y.zの形式で表される。
先頭のx.yを「メジャーバージョン」、末尾のzを「マイナーバージョン」という。
メジャーバージョンが変更されると、大きな機能改善や変更が行われ、マイナーバージョンが変更されると、不具合やセキュリティ対策などが行われる。
データベースの基礎知識
データベースマネジメントシステム(DBMS)
データを一元管理するためのソフトウェア。
データベースマネジメントシステムの機能として、データの機密保護を実現、トランザクションを制御、データの整合性を維持、障害からの安全な復旧などが用意されています。
SQLの基礎
SQLの分類として、DDL(データ定義言語)、DML(データ操作言語)、DCL(データ制御言語)の3つに分類できる
- DDL(データ定義言語)・・・テーブルやインデックスの作成・変更・削除を行う
- DML(データ操作言語)・・・データの参照・追加・更新・削除を行う
- DCL(データ制御言語)・・・権限の設定・取り消し・データの更新の確定・取り消しなどを行う
正規化
正規化とは、データベース設計の工程において同一のテーブル内のデータ重複をなくすために、データを分割・整理することをいう。データベース運用時に発生する問題を未然に防止し、矛盾を生じさせない状態を作る。
- 第一正規化・・・繰り返し項目のをれぞれを別レコードとして独立させ、レコードの長さを整える
- 第二正規化・・・第一正規化されたテーブルから、部分関数従属している列を切り出したもの
- 第三正規化・・・主キー以外の列に関数従属している列を整理し、推移関数従属性が存在しない状態にする
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回は、OSS-DB Silver試験の出題範囲である一般知識の部分について簡単にまとめさせていただきました。
運用管理、開発・SQLの記事を書く際に今回出てきた項目について詳しく書いていくので、そちらの記事も参考にして頂けたらと思います。
自分が過去に投稿したDB・SQL関連の記事を下記のURLからとべるので、もしよかったらこちらも参考にしてください!