emacs Advent Calendar 2021 18 日目の記事です。 (空いていたので埋めました) 。
新規性は無いですが、 leaf.el の話は何回挙がっても良いと思うので書いていきます。
Emacs の勢い
最近の Emacs は情報が充実していると感じます。体系的に Emacs に入門するなら Emacs実践入門 がありますし、最新のパッケージを紹介するネット記事もあります:
-
2020年代のEmacs入門
満を持して leaf で入門! -
Emacsの次世代ミニバッファ補完UI
minad さんのツールが広まって、リッチな UI がお手軽に手に入るようになりましたね。
また leaf は最近出たパッケージなので、『Emacs leaf 設定』などと検索すればイケた設定がヒットします。最高です。
ありがとう leaf
use-package → leaf.el
どちらもパッケージ管理の DSL で、概念も構文も似ています。 use-package
のユーザは 1 日で leaf
に移行できるでしょう。
僕の移行では、たったこれだけ変えました:
- 一部の
:config
を:defer-config
に変えました。 leaf では遅延ロードが前提のためです。 -
:map
,:custom
,:custom-face
などの構文がuse-package
から変わりました。
leaf に移行すると起動が 2 ~ 3 倍速になりました。 Emacs を起動するたびに感謝しています。
leaf-manager.el
leaf-manager.el は、 leaf-manager
コマンドでパッケージを選択し……
そのパッケージに関する leaf
式をバッファに切り出してくれます (画面右側):
ここで起こした変更を C-c C-c
でコミットすれば、 leaf-manager
管理下のファイル (画面左側) に反映されます。管理下のファイルをパッケージの DB のようにみなすことができて、お気に入りの機能になりました。
まとめ
最近の Emacs しか知らないですが、最高の環境だなと思います。来年もよろしくお願いします。
唯一 Evil ユーザ向けの本は無いですが、たぶん Vimmer には必要ない……?