TL;DR(最初にやること)
- Node.js 18+ で
npx vibe-kanbanを実行し、ブラウザが開いたらプロジェクトを追加 - Project Settings の Copy Files に
.envを登録し、Setup Script に依存インストールを記述して環境再現を自動化 - 大きい機能はサブタスクで分割し、同一コンテキストのまま並行実行
- ブランチ名のプレフィックスは設定でオフにして、チームの規約へ合わせる
-
Cmd/Ctrl + Enterで即送信、Shift + Tabでエージェント切替。MCP 設定を入れると外部からのタスク生成も一括管理できる - worktree を VS Code/Cursor/Windsurf でワンクリック起動、ローカル環境も自動で立ち上がる
1. 初期セットアップ
# 起動
PORT=8080 npx vibe-kanban # ポート固定したい場合
# プロジェクト設定例(Setup Script)
cp .env.example .env
pnpm install
- Copy Files に .env を入れると、worktree 作成後に自動コピーされます
- Setup Script はタスクごとに実行されるので、毎回クリーンな環境でも依存が揃います
2. monorepoでの運用
- 一つのリポジトリをサブディレクトリ単位で複数プロジェクト登録すれば、単一ボードで完結
- Base branch はタスク作成時に選択可能。複数パッケージを扱う monorepo でもブランチ戦略を崩さず運用できます
3. サブタスクで“続きもの”を安全に
- 親タスクのベースブランチとコンテキストをそのまま継承した子タスクを作成可能
- 大きな機能を「設計→実装→テスト」で分割し、並列に進めつつ親子関係で進捗を可視化できます
4. ブランチプレフィックスを外す
- v0.0.105+ では vibe/ などのプレフィックスを設定で無効化可能
- 既存の命名規約(例: feature/xxx)に合わせたいチームでも導入が容易です
5. 実行中ショートカット&エージェント切替
- Cmd/Ctrl + Enter: メッセージ送信
- Shift + Tab: PLAN / DEFAULT などエージェントプロファイル切替レビュー→再実行のサイクルを最短化できます
6. MCPコマンドを活用
- MCP 設定に次を入れると、Raycast や Claude Desktop から同じ設定でタスク生成が可能
{
"mcpServers": {
"vibe-kanban": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "vibe-kanban", "mcp"],
"env": {}
}
}
}
- 一括設定により外部クライアントからのタスク追加や実行が統一され、ショートカット代わりにもなります
7. git worktree × IDE 連携
- タスク作成時に worktree を自動生成し、終了後は自動クリーンアップ。メインブランチを汚さず並行開発が可能。
- 「Open in IDE」ボタンで VS Code/Cursor/Windsurf が worktree を直接開くので、ローカル環境起動もワンクリック。
8. よく使うコマンドセット(コピペ用)
# プロジェクト作成後におすすめの Setup Script
cp .env.example .env
pnpm install
# よく使う Dev Server Script 例(monorepo)
pnpm --filter web dev
# MCP サーバー設定 (curl)
curl -X POST "http://localhost:PORT/api/mcp-config?executor=CLAUDE_CODE" \
-H "Content-Type: application/json" \
-d @mcp-config.json