はじめに
環境変数とは、OS上で設定できる変数。tokenなどのファイルに記述したくない情報を、OSに保存しておくことで機密性が保たれる。pythonの場合, osライブラリを用いることで環境変数を呼び出すことができる。
以下、利用例及び設定方法を説明する。
利用例
- tokenを環境変数で設定。ファイルに記述すると、情報が漏洩してしまうので良くない。
設定方法
一時的なセッションの間、環境変数を有効にしたい場合
仮想環境(pyenvなど)をactivateしてから、ターミナルで以下を実行。
export "YOUR_TOKEN"="xxxxxx"
OS全体に環境変数を設定すると、重複の判別が困難になるので、仮想環境ないだけで利用する環境変数を設定する。
なお、同じ環境変数名に異なる値を入れた場合、上書きされる。
永続的に有効にしたい場合
シェルに応じて、.zshrcファイルや.bashhrcファイルなどを作成して、そこに同様にexport文を記述。
以下のように、シェルスクリプトを実行。
source .zshrc
設定した環境変数を確認するコマンド
以下のコマンドを入力。
export -p
設定した環境変数を削除するコマンド
以下のコマンドを入力。
unset YOUR_TOKEN
Pythonで環境変数を取得
import os
token = os.environ["YOUR_TOKEN"]
print(token)