Hololensエミュレータ環境構築
基本的には以下のリンクを参考にセットアップしていきます。
http://tech.guitarrapc.com/entry/2016/04/11/070745
ツールのダウンロード最新版はこちらから。上記記事からバージョンが更新されていますが、手順は同じです。
Unityのバージョンが上がってhololensβでなくなっているので、古い参考サイトを見るとレイアウトが変わっていることに注意。
https://developer.microsoft.com/ja-jp/windows/holographic/install_the_tools
- Visual Studio 2015 Update 3
- HoloLens Emulator (build 10.0.14393.0)
- Unity 5.5
- Vuforia
なお、このページの作成時のバージョンは↑です。
動作環境
参考に自分の動作環境を記載しておきます。
- マザボ : GIGABITE GA-Z170X-UD3
- CPU : intel core i7 6700k
- GPU : ASUS NVIDIA GEFORCE GTX970
- メモリ : RAM:Crucial DDR4-2133 8GB x 4
DEP6100がリンク先の方法で解消されない
上記リンクの
http://tech.guitarrapc.com/entry/2016/04/11/070745#DEP6100-エラー
をいくら試してもエラーが解消されない場合、結論から言うと自分の場合以下の方法で動作するようになりました。
Hyper-Vマネージャー > 操作 > Hyper-Vの設定 > 物理GPU > 「このGPUをRemoteFXで使用する(U)」のチェックを外す
で動作するようになりました。
参考:https://forums.hololens.com/discussion/2583/error-running-the-windows-hololens-emulator
以下、ここに行き着くまでのチェック項目。
Hyper-Vマネージャーからhololensエミュレータが起動しない
一度VisualStudioからhololensエミュレータを起動しようとするとHyper-Vマネージャーに仮想マシンが追加されます。
この仮想マシンを「右クリック > 起動」すると、上記のチェックボックスが問題の場合32788エラーが表示されて起動できません。
この段階で、VisualStudioから起動する際にエラーが発生しているのではなく、エミュレータそのものか仮想マシンの設定に問題があるのではないかとわかります。
その際、エミュレータは何度か再インストールしているので、設定に当たりをつけてみていきます。
仮想マシンの設定
32788エラーでググるとこんな記事が、
http://sakuragi1987.blogspot.jp/2016/11/hyper-v-error-32788.html
仮想マシンを右クリックし設定を確認します。
上記リンクの通り
イベントビューアー > アプリケーションとサービスログ > Microsoft > Windows > Hyper-V-VMMS > Admin
に「必要な GPU リソースにアクセスできませんでした。このサーバーを RemoteFX ホストとして実行するには GPU が必要です。GPU が正しくインストールされていることを確認してください。」なるエラーが。
なので、「RemoteFx 3D ビデオ アダプター」を仮想マシンの設定から削除し、「右クリック > 起動」すると無事起動!
その後、VisualStudioがら実行して動。。。。。かないっ!
もう一度仮想マシンの設定を確認すると「RemoteFx 3D ビデオ アダプター」の設定が復活している。どうやらVisualStudio経由で実行するときに設定を再構築してしまうらしい。
とはいえ、ここまでわかったのでRemoteFxやHyper-Vというキーワードで検索すれば上記のチェックボックスを外すページがhitし、無事解決。
エミュレータを起動するだけでほぼ丸一日かかったがこれでなんとかエミュレータが使えるようになった。
チュートリアルは最初に101Eのチュートリアルを熟読することをおすすめする。Unity初めてだったけど特に問題なく読み終えたし、コードも難しくなかったので調べながら色々追記して試すことができた。
早く実機がほしいなー。