はじめに
研究でpythonを使う必要があったので、環境構築した内容を共有します。
まず、macの場合はシステムにはじめからpython2.7が入っています。
pyenv
pythonの複数バージョンを管理してれます。
Rubyで言うrbenv的なやつです。
早速インストールを行います。
いくつかインストール方法はありますが、今回はHomebrewでインストールします。
$ brew install pyenv
次にPATHを通します。
export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"
export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"
eval "$(pyenv init -)"
$ source ~/.bash_profile
インストール可能なpython一覧を確認できます。
$ pyenv install -l
Anaconda
次にAnacondaをインストールします。
これは、python本体に加えて、様々なパッケージを一括でインストール可能にしたパッケージです。
pyenvを使ってインストールします。
今回はversion 2.x系での環境構築を行います。
$ pyenv install anaconda-2.4.0
これで2.x系のanacondaが入りました!
このanacondaにはpython2.7が入っています。
$ pyenv global anaconda-2.4.0
$ python --version
Python 2.7.12 :: Anaconda custom (x86_64)
インストールしたanacondaを指定することで、システムではなくanacondaのpythonになりました!
pythonのバージョンを確認するとPython 2.7.12になってますね。
仮想環境構築
次にanacondaで仮想環境を構築していこうと思います。
開発はこの仮想環境で行っていきます。
もし何か起こっても、簡単にリセットできて安心ですね!
pythonで仮想環境を構築するのにvirtualenvというのもありますが、anacondaでもcondaというものを使って、仮想環境を構築できます!
$ conda create -n [仮想環境の名前] python=2.7
このコマンドで簡単に仮想環境を構築することができます。
$ conda env list
このコマンドで今ある仮想環境が確認できます。
source activate [仮想環境の名前]
source deactivate
activateで仮想環境に入ることができます!
出るときはdeactivateです!
私はactivateする時に一回つまずきました。
pyenvとcondoのactivateが衝突する問題です!
PATHを追加しましょう。
最後に
今回pythonの環境構築を行いました!
他の言語に比べるとパッケージ管理やらバージョン管理やら用意されているものが多くて混乱した印象です!
pyenv => anaconda => 仮想環境
みたいに、構造が何層にもなってますが、特に1つの環境で良いのならもっと簡単にできたなって思います。
anacondaだけでよかったな...
以上 python環境構築でした。