試した環境:Android Studio 2.2.x, Windows7 64bit, メモリ:16GB
※今回試したのは25.0.xまで。(試している環境では、minSdkVersionを10に設定してあるので)
補足: サポートライブラリ26.0.0-alpha1から、minimum SDKが14に変更されます。
Recent Support Library Revisions - Revision 26.0.0 Alpha 1
Note: The minimum SDK version has been increased to 14.
考察(暫定):
・おそらく、ADBが悪さをしています。(一旦デバッグを走らせた後に重くなるなど)
・ADB以外の部分(補完周り)も、何かあるような気がします。(検索ロジック依存の部分)
・ビルドエラーが発生中/後に重くなることも
追記:
ADBはbuild toolではなく、platform toolsのバージョンに影響を受けるはずなので、buildToolsVersionを変更すると治るのは気のせい?? (25.0.3では今の所大丈夫そうなので)
※adb.exeはplatform-toolsフォルダにあるファイル
対処法1: (編集中は)buildToolsVersionを24系(24.0.2など)に戻す(25.0.2が重いのはADBのせいだったかも?)
※supportライブラリのバージョンもそろえる必要があるので注意。
・念のため、Invalidate cachesもしています。
・Gradleはオフライン(Offline work)にしています。
25系(25.0.2)が極端に重かったのでメモ。
注:現在は末尾が.3のバージョン(24.0.3、25.0.3などが出ていますが、まだ試していないので、.2の方で書いてあります。)
対処法2: (Android Studioを一旦終了してから)ADBを止める
一部で、USB経由でADBを使用すると重くなるという情報があります。
Android Studioの起動中にADBを停止(kill-server)しても、一旦ADBが開始された後は、自動的にADBを再起動してしまいますので、止めたい場合は一旦Android Studioを終了しましょう。
※Android Studioを起動しただけでは、ADBは開始しません。
※Android Studio 2.2で試しています。(以前は、エディタの起動中にADBを停止すると動作がおかしくなっていました。どのあたりで変更が入ったかは未確認。)
一時的な対処法: 補完候補の検索範囲が広がる操作を避ける
気の迷いを捨てて、(補完がかかる前に)文字を一気に打ってしまいましょう。
時間がかかる操作
・バックスペースなどで文字を消す(補完候補の再検索に時間がかかる)
・新しい変数を作る(変数名の補完に時間がかかる)
現象1: おそらくADB(USB周り)の処理などが原因
・buildToolsVersionが25.0.2の場合、エディタで1文字追加/削除、行選択などをするごとに、数秒のラグが発生する(一旦編集すると少しだけ早くなる場合もある)
・Android Studioを開いたまま他のソフトを操作しようとすると、それらの操作も影響を受ける(ラグが発生する)
現象2: 補完処理
・補完候補が表示されるまで、極端に時間がかかる
バックスペースなどで文字を消した場合
新しい(候補が存在しない)変数名を入力した場合 など