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【Splunk】Splunk Agent Launchpadを使ってみる

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Last updated at Posted at 2026-10-27

こんにちは。torippy1024です。
本日は、Splunk上でAIエージェントを作成・利用する機能であるAgent Launchpadを試してみます。
Agent Launchpadは、Splunk上でワークフローなどを定義したAIエージェントを作成し、SPL内で呼び出すことができる機能です。
これを活用することで、特定のイベントを検知した際、ただ固定のアラートを発生させるだけでなく、AIエージェントによる事前調査や前処理を行わせることができたり、アラートを発生させない判断をさせたりすることができます。

Agent Launchpadとは

Agent Launchpadは、Splunk AI Toolkitの中に組み込まれているAIエージェント作成・管理機能です。無償で利用可能です。

ただAI Toolkitの中に組み込まれた機能ではありますが、インターネット接続不可であるオンプレミス環境では利用できません。
Splunk Cloudを利用するか、またはCloud Connectによってインターネット上のSplunk Cloud Services(SCS)に接続できる必要があります。(SCS自体はリージョン毎に用意されているようなので、AWS東京リージョンを指定することは可能のようです)

AIエージェントを作成する際に指定するLLMについては、BedrockやAzure OpenAIの他、Splunk Hosted Modelなども利用可能です。(ただしAITK 6.20では、カスタムLLMやOllamaなどには未対応であることに注意が必要です)

aiコマンドとaiagentコマンドの違い

すでにAI Toolkitには、aiコマンドと呼ばれるLLMを直接呼び出すことができるコマンドがあります。
しかしaiコマンドでは、LLMに対してプロンプトを直接実行することしかできませんでした。
aiagentコマンドでは、事前にAIエージェントに対して、システムプロンプト、ナレッジ、スキル、MCPサーバーなどを指定でき、より複雑なタスクを柔軟に実行させることが可能です。また、MCPサーバー実行時に承認タスクを挟むこともできます。

実際に使ってみる

では実際に使ってみます。

(1)インストールと事前セットアップ

おそらくここが一番大変です。具体的には以下が必要です。

(i) 有償契約済のSplunk Cloud、または有償契約済かつSplunk Cloud Connectを用いてSCS(Splunk Cloud Service)に接続済みのSplunk Enterprise
(ii) Splunk AI Toolkit 6.0以上のインストール
(iii) AIエージェントが呼び出す接続先LLMの設定

(i)について、Agent Launchpadを利用するためには、SCSと呼ばれるSplunkが管理する環境に接続できる必要があります。
有償のSplunk StackであればSCSに接続できるため、まず有償契約があることが前提になります。

Splunk Enterpriseを用いてSCSに接続する場合は、以下のドキュメントも参考にしてください。インターネット経由での接続となり、かつAgent実行時にデータをSCSに送信する可能性があるため注意してください。

Set up Splunk Cloud Connect
https://help.splunk.com/en/splunk-enterprise/splunk-cloud-connect/set-up-splunk-cloud-connect

(ii)については、splunkbaseからAI Toolkit 6.0以上をダウンロードしてSplunkにインストールします。
https://splunkbase.splunk.com/app/2890

AI toolkitは、単独で動作するものではなく、Python for Scientific Computing (PSC) add-onなどが前提条件となっています。Splunk動作環境に応じて以下もインストールしてください。

Mac: https://splunkbase.splunk.com/app/2881/
Linux 64-bit: https://splunkbase.splunk.com/app/2882/
Windows 64-bit: https://splunkbase.splunk.com/app/2883/

(iii)について、AI toolkit上でaiコマンドを使用するために接続先LLMを設定しておく必要があります。以下のドキュメントを参照してください。
LLMが用意できない場合、SCS上でSplunkが管理するLLMであるSplunk Hosted Modelを利用することも可能です。

Connections in the AI Toolkit
https://help.splunk.com/ja-jp/splunk-cloud-platform/apply-machine-learning/use-ai-toolkit/6.2.0/ai-toolkit-connections-containers-and-agents/connections-in-the-ai-toolkit

AI Agentの作成

AI Toolkit上のメニューバーから「+Agents」を選択してエージェント作成画面を表示します。

スクリーンショット 2026-10-26 174416.png

「Create agent」ウインドウが表示されます。
Agent name、Agent description、LLM connection、Reasoning effortを以下のようにしてCreate agentを選択すれば完了です。

スクリーンショット 2026-10-26 180154.png

設定値の意味はドキュメントを参照してください。
https://help.splunk.com/ja-jp/splunk-cloud-platform/apply-machine-learning/use-ai-toolkit/6.2.0/ai-toolkit-connections-containers-and-agents/ai-toolkit-agent-launchpad#ariaid-title4

ここで選択可能なLLM connectionは、AI ToolkitのConnectionsバーで事前設定した接続先LLMが表示されます。何も表示されていない場合、 (1)インストールと事前セットアップ(iii) AIエージェントが呼び出す接続先LLMの設定で記載したドキュメントを参考に接続先LLMを設定してみてください。

スクリーンショット 2026-10-26 180223.png

「Manage agents」画面で、エージェントの右にある縦三点リーダーを選択して「Edit agent」を選択すると、エージェント編集画面が表示されます。
ここで、システムプロンプト、呼び出し時にプロンプトを指定しなかった場合のデフォルトプロンプト、利用可能なスキルやMCP Serverなどを登録できます。

試しに、システムプロンプトに対し回答は必ず以下の文章から始めてください。「私はAIエージェントです。質問に答えます」と日本語で指定しておきます。これでこのエージェントは常に「私はAIエージェントです。質問に答えます」と冒頭に回答するようになるはずです。

スクリーンショット 2026-10-26 180452.png

LLMの登録

作成したAIエージェントは、aiagentコマンドで呼び出すことができます。オプションは以下です。

オプション名 説明
prompt エージェントが実行するタスク。省略した場合は事前定義された通りタスクが実行される。
agent_name AIエージェントの名前。

オプションの意味はドキュメントを参照してください。
https://help.splunk.com/ja-jp/splunk-cloud-platform/apply-machine-learning/use-ai-toolkit/6.2.0/ai-toolkit-connections-containers-and-agents/ai-toolkit-agent-launchpad#edit-agents-0

単純に実行をテストするだけであれば、以下のようにmakeresults後にagent_nameだけ指定すればOKです。

SPL例
| makeresults
| aiagent prompt="Hey how are you ?" agent_name="gptoss120bagent"

実行結果は以下です。ちゃんと回答が生成されました。

スクリーンショット 2026-10-26 180700.png

まとめ

AI Agent Launchpadは、Splunk内でAIエージェントを構成し、SPL中に呼び出すなどの処理を行うことができる機能です。
従来のaiコマンドと異なり、システムプロンプトやデフォルトプロンプトを指定したり、ナレッジやスキル、MCP Serverなどを登録し、柔軟に生成AIを活用することが可能になります。

参考資料

splunk agent launchpad
https://www.splunk.com/ja_jp/products/agent-launchpad.html

Splunk Agent Launchpadのご紹介:運用シグナルをエージェント主導のアクションに変換
https://www.splunk.com/ja_jp/blog/artificial-intelligence/introducing-splunk-agent-launchpad.html

AI Toolkit Agent Launchpad
https://help.splunk.com/ja-jp/splunk-cloud-platform/apply-machine-learning/use-ai-toolkit/6.2.0/ai-toolkit-connections-containers-and-agents/ai-toolkit-agent-launchpad

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