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AWS 認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト(SAA-C03)合格体験記という名の自分へのエール

Last updated at Posted at 2025-03-21

はじめに

今日2025/03/20(金)、3年ぶりに認定試験を受けて無事合格できました :tada::tada::tada:

私くらいのキャリアになると、AWS 認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナルに合格しましたとか、全冠制覇しましたとかといった威勢の良いことを書きたいところですが、だいぶ遠そうです。田舎に住んでいるので、試験会場に行くのも遠いです。試験終了後には、手応えは全くなく落ちたと思っていました。

SAA-C01、SAA-C02、SAA-C03とAWS 認定ソリューションアーキテクト - アソシエイトにだけしぼって合格してきた個人の見解を書いておきます。

有効期限が切れる3年後の3月にまたよいご報告をしたいと思います。
今日の記録(思い出)を残しておきます。

受験歴

これまでの受験歴を披露しておきます。

受験日 試験 スコア
2019-03-27 SAA-C01 767
2022-03-27 SAA-C02 796
2025-03-20 SAA-C03 771

合格には720点が必要です。

SAA-C03の感想

ここからは、SAA-C03の感想をつらつら述べます。

難しい

SAA-C02を受けたのが3年前、SAA-C01は6年も前のことなので、はっきり覚えていないのですが、以前は選択肢の中からサービス名を選ぶだけの問題がいくつかあったような気がします。SAA-C03は選択肢もすべて文章で、選ぶのに苦労しました。サービス名だけ答えればよい問題の場合は、選択肢を先にみて、設問の意図を読み解くという解き方ができましたが、それはできませんでした。

出題範囲が広い

全体的に問題は難しくなり、出題内容も広くなっているように思います。
以下、試験バージョンごとの出題範囲に関する私の勝手なイメージです。

  • SAA-C01: VPC, EC2, EBS, ELB, Auto Scaling, RDS -> たぶん、このへんをよく理解しておけばOKでした(個人の感想です)
  • SAA-C02: SAA-C01に加えてLambda(Serverless), Aurora -> だいたいこのへんでOKでした(個人の感想です)
  • SAA-C03: SAA-C02に加えてオンプレミスとの連携とかVPCどうしの連携とか、パイロットライト?、ウォームスタンバイ?、グローバルなサービス展開、複数のAWSアカウントの連携など、そんなのやったことないよ〜 という問題に苦戦しました

すぐに試験結果が表示されなかった

SAA-C02までは、試験終了後にすぐ「合格しました」と試験会場のパソコンの画面にでていました。今回、試験結果がすぐにでなかったので「あー、だめだったのだ」と思いこみました。落ち込みました。

帰りの電車の中で、SAA-C03では試験結果はすぐにはでないという他の方の合格体験記を見ましたので、あとは祈っていました。とにかく試験の手応えは全くなく、どんより落ち込んでいました。隣には誰も座ってきませんでした。

そんなことはないと思いますが、私にはAWS 認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナルの問題が出題されたのではないかと疑っていました。まあ、そんなことはありません。

SAAでひーひー言っているので、AWS 認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナルはどれだけの高さなのかと思います。私には須弥山に見えています。

サンプル問題と全く同じ問題が出ない

SAA-C02のころまでは、AWSさんが公開してくださっているサンプル問題と全く同じものが、将棋の駒落ちでの指導対局のように、「定跡を知っていますね〜」という感じで、サービス問題的に出題されていた気がします。あくまでも気がするだけです。今回は一切見たことがない問題ばかりでした。

ちなみに以下が、AWSさんが公開してくださっているサンプル問題です。

運も実力のうち

選択式なので、消去法で絞りこんで最後にどれを選ぶかは運まかせなところがあります。絞りこむ際に正解を外してしまっている場合もありますが、それは実力ですので、あきらめるしかありません。

AWSのマネージドサービスが正義だろうと信じて、最後まで迷ったら、AWSサービスが使われている方を選びました。それでも絞りこんだ選択肢に知らないサービス名が並んでいたら、エイヤッと目をつぶって解答しました(きっと後述する採点対象外の問題です)。
運も実力のうちです。

26問自信がなかった => 仮に26問不正解でも合格する可能性が十分あり得る

「あとで見直す」マークを付けた問題が26問もありました。文字通り、あとで見直して解答を変えられるのですが、結局見直しても変えることはしませんでした。

仮にこれらが全部間違えていても合格できる場合があります。
えっ、26問も間違えて合格できるの? と思われた方もいらっしゃると思います。総問題数は65問なので、(65 - 26) / 65 = 0.6で6割の正答率では1000点満点の720点には到達しそうにありません。

ご存知ない方もいらっしゃると思うので説明しておくと、65問出題されますが、実は15問は採点から除外されます。どれが対象外なのかは受験者にはわかりません。試験ガイドをよく読むと明記されています。

AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA-C03) 試験ガイド

仮に、26問の中に採点対象外の15問がすべて含まれているとすると、誤答は26 - 15 = 11問となります。たったの11問が✗となります。
言い方をかえると、50問中39問が正解ですから、7割8分なので合格です。これは私の点数とだいたい一致します。

もちろん私の自信がなかった問題のすべてが、採点対象外というわけではないでしょう。採点対象だったり、対象外であったりと多少の揺れはあるでしょうが、だいたい点数と一致してくるように思います。なにを言いたいのかというと、そうです! 私やあなたが答えられない問題は、きっと採点対象外なのですから、絶対に違うと思う選択肢を除外して、あとは目をつぶって適当に選んでおけばOKです。 自信のある問題をミスなく正解することに時間を使ったほうが得策です。

オレが受からなかったら、誰が受かるんだ!!!」という気持ちで最後まであきらめずに、選択肢を絞りこんで行きました。

ただひとつ言えることは、試験に申し込み、試験会場に行き、解答することでしか、合格の果実はもぎとれません。
試験に申し込んだあなた(私)は、合格への階段を一歩すでに上っています!

身分証明書は2つ持っていきましょう

身分証明書は2つ持っていきましょう。SAA-C02のころまでは、案内メールで2つ持ってきなさいと書いてあっても結局、運転免許証だけみせておけばOKでした。今回は2つ求められました。運転免許証と健康保険証でOKでした。

この厳しさの違いは、試験バージョンというよりも、試験会場による違いかもしれません。そういえば、私はこれまですべて異なる会場で受けています。前回の記憶は3年前であやふやですし、過去のことはどうでもよいことです。受験案内メールの内容はよく読んで備えておきましょう。

勉強法

私の勉強法を述べておきます。

開発という名の藝術活動(闘魂活動)では、VPC, ELB(ALB), EC2, EBS, RDSはよく使っています。
私は以下を12月から3月の間、繰り返しました。

おわりに

全く手応えはありませんでしたが、合格できてよかったです。

触ったことがないサービスは想像で解答することしかできないので、ハンズオン資料などを使って、できるだけ多くのサービスに触れておきたいと思いました。その経験が、最後の選択(決断)で正しいものを選ぶ可能性を上げてくれることでしょう。

3年後が不安でしかありませんが、点数的にはのびしろしかありませんので、地道に理解を深めて参りたいと思います。

自分の合否という小さなことに拘泥せず、世界恒久平和実現のため、歩一歩前に進んで行く闘魂活動を続けたいと思います。その道の上には、見向きもされないくらいの結果として、SAAに合格をしている必然があります。

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