来る2018年7月16日から提供開始予定のGoogle Maps Platform。
技術的な仕様だけでなく、課金(請求)関係のルールにも大きな変更があります。
そんな中、GoogleのサポートやGoogle認定のGoogle Maps API開発パートナー業者の方から情報をいただいて、APIキーを使わない、あるいはAPIキーは必要だけど無課金なGoogleマップの埋め込み方についてまとめました。
APIキーなしで使えるのはGoogleマップ上から取得するコードのみ【APIキー不要・無課金】
APIキーの指定が不要なのは、Googleマップ上で「共有」→「地図を埋め込む」から取得できるiframeコードを使った埋め込みのみ。
<iframe
width="600"
height="450"
frameborder="0"
style="border:0"
src="https://www.google.com/maps/embed?pb=!1m18!1m12!1m3!1d3241.132643677959!2d139.71435581557225!3d35.6737357801961!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x60188c9a1923f3f5%3A0xf8fe5cab0f97a8d8!2z5piO5rK756We5a6u6YeO55CD5aC0!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1529571916505"
allowfullscreen>
</iframe>
※上記iframeのsrc属性、一部パラメータについては手動で調整も可能ではある模様。
http://blog.8bit.co.jp/?p=14191
(「URLが見慣れない形に」のセクション参照。「Google MAPを住所や建物名で表示」セクションの記述は後述の通り以後使わない方が良いので注意)
パラメータ指定してピンひとつだけ出す(またはピン出さない)ならEmbedAPI【要APIキー/無課金】
Google Maps Embed API
https://developers.google.com/maps/documentation/embed/guide?hl=ja
<iframe
width="600"
height="450"
frameborder="0" style="border:0"
src="https://www.google.com/maps/embed/v1/place?key=YOUR_API_KEY
&q=Space+Needle,Seattle+WA" allowfullscreen>
</iframe>
- PlaceモードまたはViewモードで使う分には今後も課金は不要。
- APIキー取得&請求情報登録は**「必須」**。
- ピン複数立てるなどの場合は「Embed Advanced」という扱いとなり、課金対象になる。
APIキーなしでパラメータ指定する記法は今後は使わない
APIキーを指定せずにパラメータを指定して記述する手法は使うべきでない。いつまでこの記法で表示されるかわからない。
<iframe
src="https://maps.google.co.jp/maps?output=embed&q=原宿駅">
</iframe>
Googleが公式に提供している記法ではない(「過去に提供していたもの」「そもそも公式に提供してなくて、ユーザーが見つけた記法」などの情報あり)。
https://productforums.google.com/forum/#!topic/maps-ja/f3plFe69Ods;context-place=forum/maps-ja
以上