ファーストサーバ Advent Calendar 2016
の 3日目を担当させていただきます。 tono0123
です。
今日は、 Hack U 京都工芸繊維大学 2016
にチューターとして参加してきたレポートを紹介させていただきたいと思います!
Hack Uとは?
世界中のYahoo!で開催されている開発コンテスト"Hack Day"をベースに、Yahoo! JAPANと教育機関が共同開催しているのが"Hack U"です。
公式サイト
私たち社会人が、学生さんのものづくりの場をサポートします。
Hack Uの概要
3,4名で1チームに分かれ、それぞれにチューターがつきます。
学生さんはアイディアを自分で考え、発表会までにモノを作り、発表します。
私たちチューターはアイディア出しのヘルプや、随時質問に答えたり、
中間報告の場を設け、相談に乗ったりします。
最初に説明会があり、チームビルディングとチューターの紹介があります。
ここで、myThings、myThings Developersを使ったアイディアソンもありました。
今回のHack Uは
- Music × IoT
- Sport × IoT
というテーマで、学生さんがそれぞれ考えたアイディアを
モノにし、発表します。
審査基準は、
新規性(技術や組み合わせのオリジナリティがあるか)
技術性(利用している技術は高度か)
発展性(将来どの程度の波及効果が期待できるか)
再現性(アイデア、プレゼンテーションだけではなく実際に動くものがあるか)
を総合的に見て、審査員が判断します。
学生さんは、大学の授業、アルバイトをしながらなので、大変です。
さて、3週間後の発表はどうなるのか!?
担当したチーム
私がチューターをさせていただいたチームは、
「Untilet」(アンティレット)というチームでした。
それぞれコンセプトを考え、発表の仕方などを随時アドバイスしました。
連絡方法はFacebookやSlackです。
なかなか社会人に対して発表する場はないので、
発表の仕方やプレゼンの方法、
デモがちゃんとできるようになど、様々なことをアドバイスしました。
発表
1チーム 発表3分、質疑応答2分で発表が始まりました。
全チームの発表の後、みんなで作ったモノのデモを行います。
簡単に各チームの概要を紹介したいと思います。
- Untilet(アンティレット)
Sports × IoT
うんちのにおいから犬の健康状態を知らせてくれる
2.ツナ缶
Music「ツナガルバム」 × IoT
誰かのおすすめの曲を知ることができる
ユーザがツナガルバムを持っていたら音楽を交換できる。ユーザIDを交換
3.Team23
Sports × IoT
アマゴルファー傘
傘にとりつけてスイングすると、飛距離やコースを計算して出してくれる
4.Indigo
Music × IoT
Synchoronicity
エンジニアがいなかったチーム
ヘッドフォンをつけていると、自分の感情が高まった時に
流れていた曲を貯めることができる
5.ACBALL
Sports × IoT
正確に回転数、球種のキレなどを数値化する
消耗品であることを利用したビジネスモデル
各チームみんな素晴らしいものを作っていました。
構成としては、
- Raspberry Pi
- Python
を使っているチームが多かったです。
その後のビジネスモデル、競合他社
など
作ることだけではなく、プラスで考えられているところが
賞に結びついたかなと思いました。
ちなみに担当チーム「Untilet」は賞をもらっていました!
優勝賞品はドローン
みんなで遊びました!
発表後は懇親会
お酒やジュースでお互いの健闘を称え合います
まとめ
学生さんにとっては就活にも役立つ良い機会ですし、社会人とのつながりも出来ます。
社会人にとっては、学生さんから良い刺激がもらえて素晴らしい場だと思いました!