Adobe Photoshop CC、 Adobe Illustrator CC(共にCC 2017)で新規ドキュメントを作成すると、最近使用したファイルやテンプレート・プリセットが表示されるため、表示はあまり早くありません。
渋谷Stocker.jp / Spaceで開催された「スマートフォン時代のWebデザインスクール」の体験レッスンに参加した際、この新規ドキュメント作成を高速化する設定を教えていただき、ストレスフリーなドキュメント作成ができるようになりました。主催者様より許可をいただきましたので、シェアします。
従来のドキュメント作成インターフェースで起動を高速に
CC 2017の新しいドキュメント作成機能では、豊富なテンプレートやプリセットを選択してドキュメントを選択できるようになりました。しかし、案件によってはテンプレートやプリセットが不要な場合も多いことでしょう。この新機能を使わず、従来のドキュメント作成機能を使用することで、新規ドキュメント作成を高速にすることが可能です。
Photoshopの設定
Photoshopでは、[Photoshop CC]→[環境設定]→[一般]より、[従来の新規ドキュメントインターフェイスを使用]にチェックを入れ、[OK]ボタンをクリックします。
新規ドキュメントを作成すると、テンプレート使用時よりも高速にドキュメントを作成できることがわかります。
Illustratorの設定
Photoshopでは、[Illustrator CC]→[環境設定]→[一般]より、[以前の新規ドキュメントインターフェイスを使用]にチェックを入れ、[OK]ボタンをクリックします。
Photoshopと同様、ドキュメント作成が高速になっていることがわかります。
遅いと感じたら設定の見直しを
CC 2017の新しいドキュメント作成機能は便利であるものの、テンプレートなしで作成するケースが個人的には多いです。その為、基本的には今回の設定にし、テンプレートを多用する案件になった場合のみ、新機能を使える設定に戻すという方法にしています。もしドキュメント作成が遅いと感じたときには、本設定を見直してみてください。