はじめに
こんにちは。当社で2年目を迎えた@knagauchiです。
この記事は弊社の Advent Calender 2019 17日目の記事です。
今日は誰でも使える非技術ネタで、ポモドーロ・テクニックを紹介します。
もう少し技術寄りの話を読みたい方は、今月書いたけどAdventに載せられなかった「スマホアプリバグ調査Tips」を代わりにお読みください😅
ポモドーロ・テクニックとは?
ポモドーロは、Qiitaでも数多く取り上げられているテーマですが、我々も今年プロジェクトの繁忙期に採用し、生産性向上の効果が見られました。
プロジェクトの振り返りでも好評だったので、デフォルトの選択肢の1つにしたいです。決して強要はしませんが。
私のように集中力が切れやすかったり、モチベーションが上がらないと課題をこなせないタイプの方には、ぜひ使っていただきたいテクニックです。
由来
ポモドーロとは、イタリア語でトマトのことで、Francesco Cirillo氏がトマト型のキッチンタイマーを使って考案したことに由来します。
内容
これが実際にやる内容です(公式サイトより)
- 終えたいタスクを選び、TODOリストを作る
- タイマーを25分に設定する
- タイマーが鳴るまでタスクだけに集中して取り組む
- タイマーが鳴ったらタスクを終え、TODOリストにチェックマークを付ける
- 小休憩(5分)を取る※ここまでが1ポモドーロ
- ポモドーロを4回した後に長休憩(30分)を取る
タイマーについて
私の場合は、以下のスポーツタイマーを買ってデスクに置きました。
セイコークロック 目ざまし時計 黄色 93×104×45mm デジタル ミニタイマークロック SQ815Y
タイマーをすぐに用意できないけど、やってみたいという方のためにPomodoro Trackerがありますし、スマホのタイマーアプリでも出来ます。
数日前にポモドーロアプリ作った方もおられますね😁
何故25分+休憩5分なのか?
人間にとって、最大の効率と生産性を引き出せる時間が「25分+5分」だと言われているからです。
ただし、認知科学的な研究がされたわけではなく、考案者の試行錯誤結果のようです。
私は最初「25分は短すぎるだろう」と考え45分に設定しましたが、45分集中するのは思った以上に疲れるもので、1日に何ポモドーロも回せないことがわかりました。
何故生産性が上がるのか?
「何ポモドーロ終えたか」というわかりやすさ、測定のしやすさ、ミッション的な達成感などが、多くの方に支持されています。
測定のしやすさに言及すると、タスク化を繰り返すうちに「1タスク=25分」とタスク化の精度も上がり、結果として見積もりの精度も上がります。
また、個人的な感想ですが、作業で悩んで1日中解決しない「ハマり」が減ります。
小休憩中に席を立って歩いたり、人と話したり、メモ帳に書き出したりするうちに、意外な解決策が見つかるものです。
作業の合間に席を立つのは、健康面でも良いことですね😊
外部中断と内部中断
開始したポモドーロは、タイマーが鳴るまで集中して作業します。
しかし、その間どうしても割り込みが入ることがあります。
電話や来客など、自分では制御できないことを「外的中断」と呼びます。
一方、メールやSNSをチェックしたくなったり、急用を思い出したり、周りを気にしたりし始めることは「内的中断」と呼びます。
いずれにしてもポモドーロは中断となります。
私の場合は、そこでタイマーを止め、集中できる状態を取り戻すまで待って、続きを再開するようにしています。
が、内部中断が起きる場合、そもそも最初の目標設定が適切でないことがありがちです。「それほど重要でないことをやっている」可能性があります。
現実には、中断することが多々あります。
それでも、自分を罰する必要はなく、「次のポモドーロはうまくいく」と自分を優しく励ますことが大事だと、考案者のCirilloさんは自著で述べています。
最後に
繰り返しですが、科学的に効果が実証されているものではないので、ただの生産性と効率UP(そして自己満足)の1つの選択肢であると捉えましょう。
しかし、言うのは簡単でもやるのは意外と難しいのが自己管理なので、一度やってみて効果があれば、習慣化するのが良いと思います。
裏話
当初はKotlin Confのキャッチアップ的なKotlin 1.4ネタを考えてましたが、目を引くようなFeatureが無く、それなら勉強始めたばかりのPWAで何か作って公開しよう!と今頑張っています(現在は12/14の夕方)が、この記事が12/17に公開されているということは、それが間に合わなかったか、満足いくクオリティにならなかったということです😅
そして補足(12/16追記)
前日の @hnishi さんのGo Moduleの記事、私はGoを使っていないので「ほほォ〜」って感じですが、いつか同じことでハマるかもしれないので頭の片隅には入れたいなと思いました。
明日は @shotasakamoto さんお願いします!