chmod
には便利な -R
オプションがあります。chmod -R 775 [dir]
とすると、[dir]の中にあるファイル・子ディレクトリ・その中のファイル・・・と全て chmod 775
してくれます。
便利なのですが、ディレクトリとファイルは別のパーミッションにしたいのに全部775になって不便なので、そうならないようにするコマンドです。
#ディレクトリは775/ファイルは664
chmod
が必要な状況として1番あるあるかと思います。
たとえばこういうディレクトリの状況だとします。
ディレクトリを775、ファイルを664にしたいときは、これを叩きます。
chmod -R "=r,u+w,g+w,+X" [dir]
#ディレクトリは777/ファイルは666
あんまりやる機会が無いかもしれませんが、引き継ぎの際に事故らないように取り敢えず・・・ということもあるかと思います。
777/666にするやり方はこうです。
chmod -R "=r,u+w,g+w,o+w,+X" [dir]
#ディレクトリは755/ファイルは644
いわゆる普通の状態にしたいときです。
chmod -R "=r,u+w,+X" [dir]
#備考
画像のls
コマンドはexa
を使っています。 l -T
は exa -la -T
のエイリアスになっています。
カラフルな ls
ができる exa
コマンドの詳細はこちらの記事などをご覧ください。。
ls よりも exa を使おう!モダンな Linux コマンド達を紹介 - Qiita
https://qiita.com/navitime_tech/items/c249269a3b47666c784b