はじめに
皆さんの職場で Excel はどのように使われていますか?
Excelは、優秀かつ万能であるがゆえに酷使され、時に私たちを悩ませます。
そんなExcel業務を 「DX化して!」 と言われたら、あなたならどう実現しますか?
なぜExcel業務をDX化するのか?
Excel業務には、次のような課題があります。
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属人化のリスク
マクロや複雑な関数は作成者しか理解できない -
メンテナンス負荷
仕様変更のたびに手作業で修正が必要 -
データ連携の限界
他システムとの連携が難しく、二重入力が発生
DX化の目的は、業務効率化と品質向上です。
では、どんなアプローチがあるのでしょうか?
アプローチ1:思い切って「脱Excel」
クラウドサービスや業務アプリに移行する方法です。
代表例
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Power Apps + Dataverse
Excelで管理していたデータをクラウド化し、アプリで入力・承認を実現 -
kintone / Salesforce
ワークフローやデータ管理を一元化
Excelの「コピー&ペースト地獄」から解放
メリット
- 属人化を防げる
- モバイル対応が可能
デメリット
- 初期コストがかかる
- 社内教育が必要
アプローチ2:良さを活かして「活Excel」
完全に捨てるのではなく、Excelをスマートに使う方法です。
代表例
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Power Automateで自動化
毎日の集計やメール送信をフロー化 -
Office Scriptsでコード管理
VBAから脱却し、クラウドでスクリプトを共有 -
Power BIで可視化
Excelデータをダッシュボード化し、意思決定を高速化
メリット
- 既存資産を活用しながらDX化できる
デメリット
- 根本的な属人化は残る可能性あり
実際にやってみた話
私の職場では、**「Excelでの月次報告」**を
Power Automateで自動化しました。
- 以前:毎月 3時間 かかっていた作業
- 現在:ボタン1つで完了
導入の決め手は、
「既存Excelをそのまま使える」 ことでした。
まとめ
Excel業務のDX化には、
- 脱Excel
- 活Excel
という2つの道があります。
どちらを選ぶかは、業務の性質や組織の文化次第です。
重要なのは、
「Excelをどう使うか」ではなく、「業務をどう変えるか」
という視点を持つことです。