LoginSignup
9
14

More than 5 years have passed since last update.

SwiftでWeb開発ができるフレームワーク集

Last updated at Posted at 2017-09-17

『SwiftはiOSやMacOSのための言語』だと思っている人がまだまだ多いが、既にオープンソース化されているので、他のプラットフォームでも動かせる。
とはいえ、まだまだ歴史も浅いので、これから増えていく傾向。

Swiftの初登場は、2014年6月2日(現地時間)のApple社のWWDC。リークもなく突然発表された。(Swift1.0 正式版リリースは9月15日)
2015年9月15日に、Swift2.0 正式版リリース。
2015年12月3日にオープンソースとしてGitHubに公開された。
2016年9月13日に、Swift3.0 正式版リリース。
開発速度は非常にハイペース。既に Swift4.0 の開発も進んでおり、ウワサでは2017年下期のリリース目標という情報も。

そんなわけで、SwiftでもWeb開発ができる。
現在あるSwfitのWEBフレームワークをまとめてみた。

フレームワーク 特徴
Perfect(パーフェクト) ・オープンソースとほぼ同時リリース
・Linux/MacOSで動くWEBアプリ/WEBサーバーが作れる
・つまりSwiftだけでフロント〜バックエンドまでできる
Kitura(キトゥーラ) ・IBM社が2016年2月22日に発表したフレームワーク
・IBMのクラウド環境「Bluemix」上で動作するWEBアプリ/WEBサーバーが作れる
Swift Express ・非同期、シンプル、強力なWEBアプリケーションが作れる(らしい)
・MVC開発フレームワーク
Vapor(ベイパー) ・Ubuntu(Linux)/MacOSで動作
・WEBサイト、REST API、クラウドサービスを作るための機能を提供
・PHPのフレームワーク「Laravel」に影響を受けている
Swifton(スウィフトン) ・Linux/MacOSで動作
・MysqlやPostgreSQLなどのデータベースもサポート
・Ruby on Railsに影響を受けに影響を受けRails風に書ける
・Webサイトではアメリカの人気歌手Talor Swiftが線路に乗せられている(つまり、Swift on Rail)というギャグ画像があった
Slimane(スリマン) ・Expressに影響を受け、Swift3に対応している
・WEBフレームワーク自身がHTTP Serverとして機能する
・非常に高速に動作するらしい
・非同期に関わる機能はほぼ対応している
・ロゴマークから察するに、名前の由来は著名フランス人デザイナー、エディ・スリマン?
HTTPSwiftServer ・MaxOSフレームワーク「Cocoa」を拡張するフレームワーク
・HTTPをiOSアプリと連携できるような設計
・多機能ではなくシンプルな機能しか提供していない
・Cocoa拡張のため統合性が高く、iOSとの単純通信するサーバーサイドにはベスト

Swift4.0以降でそれぞれがどんな発展をするのかも要注目。

9
14
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
9
14