#はじめに
Windows管理ツールであるパフォーマンスモニターの使用方法について纏めました。
#環境
Windows 10
#起動方法
パフォーマンスモニターは以下の方法で、起動することが出来ます。
・%windir%\system32\perfmon.msc を実行して起動
・Windows管理ツールから、パフォーマンスモニターのショートカットから起動
#利用方法
+ボタンを押下し、カウンターの追加画面を開きます。
収集したいカウンターを選択し、追加ボタンを押下して、完了です。
「説明を表示する」にチェックを入れるとそれぞれのカウンターがどのような情報を取得するためのカウンターかを確認出来ます。
#ログファイルに出力する方法
パフォーマンスモニターに追加出来るカウンターの変化を、データコレクターを作成することで、ログファイルに出力することも可能です。
以下に、データコレクターの作成方法を記述します。
データコレクターには、テンプレートも用意されていますが、ここでは個別で設定する方法を記述します。
「ユーザ定義」を右クリックし、「新規作成」 - 「データコレクターセット」を選択します。
「パフォーマンスカウンター」にチェックを入れ、「次へ」ボタンを押下します。
ログファイルの保存先を指定します。
※既定では、%SystemDrive%\PerfLogs以下に出力するようになっています。
「完了」ボタンを押下し、設定は完了です。
すぐにデータ収集を開始する場合は、「このデータコレクターセットをすぐに開始する」を選択します。
作成されたログファイルは、パフォーマンスモニターの左メニューの「レポート」から確認出来ます。
データコレクターでデータ収集中の間は、以下の画面になります。
#カウンターの種類
CPU、メモリ、ディスク、ネットワークにおけるパフォーマンスに問題が発生した場合によく使用されるカウンターについては、Microsoft Documentを参照してください。
#参考リンク
・Use PerfMon to Diagnose Common Server Performance Problems | Microsoft Docs