近年、AIや自動化ツールは企業の業務効率化に大きく貢献しています。
私たちリンクアンドモチベーションでも、社内の業務をよりスピーディーかつ正確に行うために、Difyを積極的に導入してきました。
これまでにプロトタイプを含め、100を超えるDifyツール を開発し、さまざまな場面で活用しています。結果、特定部署ではひとりあたり40時間/月の業務効率化を実現しました。
今回は、その中でも 継続的に多くのユーザーに利用されているTOP3 のDifyアプリを紹介します。
1. 日本語校正ツール
顧客や外部に向けた文章をチェックし、校正後の文章と具体的な指摘事項を提案してくれるツール です。
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誤字脱字の検出
人間の目では見落としがちな細かなミスを、正確に洗い出してくれます。 -
使い方がシンプル
文章を貼り付けるだけで、瞬時に校正結果が返ってくるため、作業の合間に気軽に使えます。
社内メールからお客様向け提案書まで、幅広い文章の品質を底上げするこのツールは、文章作成時の二次チェック機能として欠かせない存在です。
2. メール返信文提案ツール
受信メールに対してAIが返信文の草案を提案するツール です。
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定型文の自動生成
お礼、依頼、謝罪など、ビジネスメールで頻出する表現を自動生成してくれます。 -
含めたい内容の指定
返信メールに盛り込みたい情報やキーワード(例:「納期調整」「ミーティングの参加可否」「次回アクションの提案」など)を指定しておくことで、 必要事項を漏れなく返信文を作成できます。 -
文面のトーン調整
相手や内容に応じて、カジュアルからフォーマルまでトーンを微調整できます。
このツールのおかげで、メール対応にかかる時間が大幅に削減されました。社員からは「メール対応時間に余裕ができた」「忘れがちな定型表現を自動で補えるのが助かる」といった声が寄せられています。
3. アンケート分析ツール
アンケート内容を多角的に分析し、わかりやすいレポートを生成するツールです。
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集計・可視化の自動化
これまでは手作業で行っていたアンケート分析がボタン一つで完了します。 -
深い分析の提案
性別や年代別の意見の違いなど、AIが新たな切り口で分析の示唆を与えてくれます。 -
レポート作成の効率化
分析結果をわかりやすくまとめられるため、社内報告や提案時のアウトプットもスムーズです。
このツールにより、アンケート結果の分析から施策立案までのプロセスが圧倒的に早くなり、より的確な意思決定を行えるようになりました。
まとめ
これら上位3つのツールに共通しているのは、職種問わず多くの業務で利用機会があり、すぐに成果を実感しやすいという点です。
Difyを活用したアプリは、操作が直感的で簡単なものが多く、開発から社内全体へ浸透するスピードも速いのが特徴です。
今後もDifyを活用し新しいアプリ開発を積極的に進め、業務効率化を加速させていきます。