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ヒヤリとした!クラウドセキュリティ体験談をシェアしよう by NetskopeAdvent Calendar 2024

Day 2

cloudflare tunnelで自宅サーバでblogを立てたら海外アクセスにヒヤッとした

Last updated at Posted at 2024-12-01

1. はじめに

1.1. 背景

  • 自分が所属するサークルの連絡やファイル共有等をIT化するにあたり、NextCloudなどを導入してプライベートなストレージ環境を構築しようと計画しました
  • 導入できるか検討するため、まずは自宅サーバを公開して試使用することにしました
  • その手段として、表題にもあるようにCloudflareというCDNサービスが展開するCloudflare tunnelを使用して、公開をしました

1.2. 発生したこと

  • Cloudflareのサイトでは、自身の登録したドメインに対してHTTPトラフィックの確認をしたり、WAFの設定をしたりすることができます
  • WordPressを構築して、1日後にHTTPトラフィックを確認したところ、何も記事を作成していないのに、海外からのアクセスが思ったよりある、ということがわかりました
    • たまたまなのか、意図的なアクセスなのかはわからないですが、海外からアクセスされる必要は全くないため、驚きました

image.png

  • この状況を見て、いそぎ対策を入れました

2. 対策

  • あくまで自宅サーバを公開するにあたっての対策となります
  • 費用をかければ、VLAN導入やネットワークの分離などもっと策があるかと思います

2.1. blogサーバ(Ubuntu 24.04)の対策

  • FireWallの確認
    • 80番、443番ポート以外遮断
  • sshなどの不要プロセスの停止

2.3. WordPress自体の対策

2.3. CloudflareでのWAF設定

※Cloudflareに関しての内容となりますが、他のCDNサービスでも類似の設定ができるかと思います。

  • WAFの設定からカスタムルールを作成し、海外(特に危険と思われる国)からのアクセスを遮断する
    • 私の場合、あえて"日本以外から"のリクエストはブロックとして、海外アクセスを禁止にしました
    • 日本国内であっても、不正なアクセスはあり得るため、限られた拠点からのIPアドレスのみ許可、というようにしたほうが、効果が高いです

image.png

3. おわりに

  • CloudflareというCDNサービスを介したWebサイトアクセスとなるため、デフォルトで脆弱性に対する攻撃やDDoS攻撃などのサイバー攻撃から保護してくれます
  • ただし、それでもやはり不審なアクセスはある、再認識しました
    • 今回はお試しのWordPressだったからまだよいのですが、nextcloudでプライベートストレージ環境を整備しようとしていたので、その前に再認識できてよかったです
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