前回の投稿にて、SNSの緩和申請が必要であることが判明しました。
申請と聞くと面倒な感じがしますが、しないとサービスとして使えないので、今回申請してみました。
やってみる前に…
そもそも、なぜ制限があるのかといいますと、AWSのサポートページでは、以下に記載されています。
Amazon SNS は、AWS アカウントがこのサービスを使って送信できるテキストメッセージ (SMS メッセージ) の量に上限を設けています。デフォルトでは、上限をひと月 1.00 USD に設定し、不正使用や悪用を防止しています。
SNSはユーザーにSMSやメールで通知します。
制限がないと、迷惑メールのように不特定多数の連絡先に通知できてしまうため、制限していると思われます。
やってみる
実際にやってみましょう。
申請方法はAWSのサポートページに載っているため、ここを参考にやってみました。
① AWSのサポートセンターのページにアクセスします。
下記のページが表示されるので、 [Create case] をクリックします。
② 問い合わせのケースを選択する画面が表示されます。
今回は使用制限を引き上げるので、[Service limit increase] を選択します。
③制限を引き上げるAWSサービスについて書きます。
「お客様はどのように選択しますか?」というのに何を書くか、わかりにくいですが、個人で使用する旨を書いておきました。
開発者がSNS経由でユーザーに通知するにあたり、SMS・メールで通知するか、
どうやってユーザーが電話番号、メールアドレスを開発者に連絡するかを書く項目だと認識しています。
④引き上げる上限数を指定します。
今回は検証も兼ねて、少し多めに申請しています。
⑤ SNSを使っているサービスのユースケースを書きます。
書く上でのポイントはAWSのサポートページに載っていますので、参考にして書きます。
その後、問い合わせで使用したメールを見ると…
問い合わせから約1時間で「10$に引き上げたよ!」というメールが来てました。早い…
まとめ
今回、SNSの緩和申請を試してみました。
これで、「上限きたから緩和申請して」と言われても、すぐ対応できるはず…はず…
申請と聞くと、面倒な感じがありましたが、サイトでポチポチとクリック、
入力するだけでしたので、思ってたほど面倒ではありませんでした。むしろ簡単でした
今回は個人であること、引き上げたい制限が小さいこともあり、すぐ申請が通りましたが、
企業の場合、引き上げたい制限が大きい場合、申請が通るのにどのくらいかかるか気になりました。