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【合格体験記】Professional Cloud Network Engineer

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1. はじめに

みなさんこんにちは!
このたび、資格更新のため Professional Cloud Network Engineer (PCNE) を再受験し、無事に合格することができました。

2026年3月から、Google Cloud 認定試験のテストベンダーが Pearson VUE へと変更されました。私自身も今回、Pearson VUE (OnVUE) での受験に挑戦しましたので、そのあたりの実体験も含め記載します。

前回の合格から2年以上が経過し、試験ガイドもアップデートされています。再受験を通して見えてきた、現代のクラウド環境において「ネットワークエンジニアに求められるスキル」の変化について、対策をまとめました。

2. Professional Cloud Network Engineer とは

Google Cloud におけるネットワーク インフラの実装、管理、および最適化を行う能力が評価されます。

具体的には、VPC の設計、ハイブリッド接続の構築、ネットワーク サービスの構成、およびセキュリティの確保など、クラウド インフラの根幹を支える高度な専門知識が求められます。Google Cloud のプロフェッショナル認定資格の中でも、オンプレミスとの接続や複雑なルーティングの知識が必要とされる、難易度の高い試験の一つです。

pcne.png

出典:Credly (Google Cloud)

3. 試験概要とアップデート

本試験では、安全で高可用なネットワークインフラの構築から、運用の最適化までが幅広く問われます。主な評価領域は以下の通りです。

  • Google Cloud ネットワークの設計、計画、プロトタイプ作成
  • Google Cloud ネットワークの実装
  • ネットワーク サービスの構成(Load Balancing, Cloud DNS, Cloud CDN等)
  • ハイブリッド接続の実装(Cloud Interconnect, Cloud VPN等)
  • ネットワーク運用の管理、モニタリング、最適化

試験の基本情報は以下の通りです。

項目 詳細
試験時間 2時間
登録料 $200(税別)
問題数 50〜60問
形式 多肢選択(複数選択)式
言語 日本語、英語
合格ライン 非公開(スコアも出ません)
  • Professional Cloud Network Engineer 公式サイト

2026年1月に試験ガイドが改訂されており、今回はこの最新版での受験となりました。
従来の構成に加え、Private Service Connect (PSC) や Cloud NGFW、Cloud Armor の最新機能など、よりマネージドかつセキュアな設計思想が強く反映されていると感じました。

4.具体的な学習方法と使用教材

更新にあたり、まずは最新の試験範囲を把握することから始めました。基本的には実務での経験がベースとなりますが、最新の出題傾向にアジャストするため、以下の教材を活用しました。

認定試験ガイド

試験で問われるスキルセットが網羅されているため、最初に見るべきバイブルです。特に2026年1月の改訂で追加・強調された項目(PSCやNGFW等)については、公式ドキュメントに立ち返って仕様を再確認しました。

公式模擬試験

本番の形式に慣れるために活用しました。問題の傾向や、時間配分、出題の雰囲気をつかむためにも非常に有効です。

Udemy(模擬問題集)

今回は以下の 教材を利用しました。

【2026年】Google Cloud Professional Cloud Network Engineer模擬試験集

更新期限が迫る中、現状の知識を確認する目的で購入しました。
実際に活用してみた感想としては、全体的に丁寧に記載されていますが、問題の難易度や傾向が本番試験とはあまり一致していない印象を受け、この問題集のみで合格を目指すのは難しいと感じました。
補助的なセルフチェックツールとして利用し、公式ドキュメントや実機検証をメインに据えた学習をお勧めします。

5. ネットワークエンジニアとして押さえるべき主要サービスと学習ポイント

今回の再受験を通して、現在の Google Cloud ネットワークにおいて特に重要だと感じたポイントを整理します。

VPC とハイブリッド接続の高度な設計

単に VPC や VPN を構築するだけでなく、Private Service Connect (PSC) を活用した、ピアリングに依存しないセキュアなサービス公開手法が重要視されています。また、オンプレミスとの接続においても、高可用性を担保した HA VPN や Cloud Interconnect の冗長構成に関する深い理解が求められます。

ネットワーク セキュリティの強化

従来のファイアウォール ルールから、Cloud NGFW(次世代ファイアウォール) を用いた高度なポリシースタックへの移行が顕著です。さらに、Cloud Armor による WAF 対策や、Identity-Aware Proxy (IAP) を組み合わせたゼロトラスト ネットワークの設計思想についても、実機レベルの知識が必要です。

運用監視とトラブルシューティング

Network Intelligence Center を活用したトポロジーの可視化や、コネクティビティ テストによる疎通確認など、運用フェーズでのツール活用も外せません。パケットがどこで、なぜ止まっているのかを、Cloud Logging や Cloud Monitoring の指標から的確に判断する力が問われます。

6. Pearson VUE(OnVUE)受験体験記

今回は自宅から OnVUE(オンライン受験) を選択しました。これまでのテストベンダー(Kryterion)との違いや、当日のチェックインの流れについてまとめます。

チェックインプロセス

試験開始の30分前からチェックインが可能です。手続きに時間がかかる場合があるため、余裕を持ってログインすることをお勧めします。今回は特にトラブルもなく、非常にスムーズに進めることができました。

  • システムテスト: 専用ブラウザを起動し、マイク、スピーカー、カメラ、およびネットワークの通信状況を確認します

  • スマホでの本人確認: 画面の指示に従い、スマホを使って「自身の顔写真」「本人確認書類(表・裏)」を撮影します

  • デスク周りの撮影: 続いて、自身のデスク周辺を「前・後・左・右」の4方向から撮影し、アップロードします

  • オペレーターによる確認: アップロードされた書類や写真がチェックされます。その後、チャットで「準備はいいですか?」といった軽いやり取りがあり、問題なければ試験が開始されます

Kryterion版のオンライン受験と概ね同等の流れですが、個人的には今回の OnVUE の方が若干チェックがスムーズ(軽やか)な印象を受けました。

試験環境(専用ブラウザ)の使い勝手

試験中に使用する専用ブラウザには、以下のような機能がありました。

  • デジタルメモ帳:画面上で計算やメモができる機能が備わっています
  • 文字サイズの変更:自身の見やすい大きさにフォントサイズを調整できます

特にネットワーク試験ではCIDRの計算や複雑な条件整理が必要になる場合があるため、これらの機能は地味ながら非常にありがたいものでした。

7. 本試験の感想と手応え

実際の試験では、問題数 60 問 というボリュームでした。
公式サイトの案内でも「50〜60問」とされていますが、これまでの経験上 50 問で終わることが多かったため、60問の出題は精神的にも体力的にもプレッシャーでした。

全体的な難易度は高く、以下のような感想を持ちました。

  • 時間との戦い:1問にかける時間が長くなり、60 問を解き切るには、120分という試験時間をほぼフルに使い切る覚悟が必要です

  • 出題傾向の変化:従来のネットワーク設計に加え、PSC や Cloud NGFW などの比較的新しいサービスに関する設問が目立ちました。単一の機能理解だけでなく、各サービスを連携させた実践的なソリューションの理解が問われる内容になっています

  • 受験中の不安:解き進めるうちに、合格ラインに届いているだろうか…と不安があり、最後まで緊張感の抜けない戦いとなりました

ネットワークエンジニア試験は、Google Cloud の資格の中でも難関の1つであることを、再受験を通して痛感しました。

8. まとめ

結果は無事に PASS(合格) することができました。

最新ガイドへの対応や上限いっぱいの 60 問という出題数など、ハードな内容でしたが、改めてネットワークの基礎から最新機能までを見直す良い機会となりました。

Google Cloud のネットワークはすべてのサービスの基盤です。この記事が、これから PCNE を受験される方の参考になれば幸いです。

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