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Livesense - 学Advent Calendar 2017

Day 6

非エンジニアによる、ほどよいSQLライフについて

Last updated at Posted at 2017-12-05

 「Livesense Advent Calendar 2017-学- 6日目」に失礼します。
#自己紹介
 はじめまして、こんにちは。新卒1年目のtomoharu33と申します。
 会社では営業職を半年間ほど経験し、つい先日からマーケターのお仕事をしています。もちろん非エンジニアで、大学時代は地理学専攻、会社では村長と呼ばれているような男です(ちなみにまだ23才です、念のため)。
 そんなある日、とあるエンジニアの先輩に「ちょっとこのURL開いてくれる?」と言われたが最後、気付いたらLivesense Advent Calendarに参加する羽目にことになりました。本当にありがたい気持ちでいっぱいです。この機会に、非エンジニア新卒としてリブセンスに入社してからの、ほどよいSQLライフについてお話できればと思います。
 お時間ある方はぜひ最後までお付き合いください。

#営業職もクエリをたたく
 リブセンスには、"Business & Engineeing"というカルチャーがあります。営業職はただ足を動かして販売だけすればよい、というわけではなく、必要なデータは基本的には自分でクエリを書いて抽出し、自分で分析を行い、それを自分でクライアントに説明する、という包括的な仕事が求められます。
 例えば、あるクライアントのアルバイト求人への応募数が突然減ってしまったとします(注.アルバイト求人サイト「マッハバイト」を運営しています)。その場合、流入元に大きな変化はないか、競合他社に応募が流れているのではないか、はたまた単なる季節要因なのではないか、などと仮説を立てて、その検証に必要なデータをSQLを書いて取ってきます。「セレクト、フロム、ウェア、グループ・バイ!」は営業チームの合言葉です(ヤバイ会社ではありません)。
 そんな文化に魅力を感じ、弊社に入社させていただきました~~(人事に言えと脅されたわけではありません、いや本当に)~~。なかなか営業職でSQLや数値分析ができる会社も多くはないと思うので、本当に素晴らしい文化だなあと思います。とはいえ、まだまだ知らないテーブルやカラムだらけなので、今行なっている分析も氷山の一角に過ぎないと思いますが…。
 「大切なことはすべてデータが教えてくれる」 、そのモノトーンなデータに色をつけること、客観的な指標をわかりやすく説明すること、それがリブセンスの営業の使命だと考えています。

#非エンジニアも参加可能な勉強会の多さ
 他の会社でどれくらい勉強会が行われているかがわからないので確証はありませんが、非エンジニアも気軽に参加できる勉強会や催し物が多い気がします。

1. SQL道場

 営業職向けの「SQL道場」では、まず基礎的なクエリの読み書きから始まります。WHEREの意味を学んだり、INNER JOINやLEFT JOINについて学んだりします。そして卒業試験では、実際の社内DBのデータを分析してクライアントに響く提案を考えるなど、かなり高度な内容を扱います。講師が満足のいく内容でなければ留年です(平均2週間くらい留年します)。もちろん、教えてくれる講師も非エンジニアの先輩です(たまにインフラのやばい人も来ます)。
####2. LA night
 @myn さんもAdvent Calendarに書いていましたが、リブセンスではLAという分析基盤を自社で用意しています。その活用事例やエピソードなどを共有する「LA night」では、エンジニア・非エンジニア関係なく、様々な職種の社員が登壇して、おもしろおかしく武勇伝を繰り広げています。この間のLA nightで学んだ実行計画(EXPLAIN)は業務でもよく使っています。今回のAdvent Calendarでもそれについて書こうと思いましたが(EXPLAINを解読してみた!的な)、ちょっと諦めました(すみません)。
####3. 0x64物語reboot
 技術系のトピックを共有する社内LT会「0x64物語reboot」も、職種問わず参加することができます。さすがに専門性が高く何言ってるかよくわからないので、いつも美味しくビールをいただいています。エンジニアはアルコール類へのこだわりが強いので(偏見)、聞いたこともないようなビールがたくさん並んでいます。ちゃんと話も聞いてますよ。

他にも、ロジカルシンキングやWebマーケティングなどを学べる「鉄人講座」(@asuciiさんが書いています) や、Excelがメモ帳から表計算ソフトに変わるExcel勉強会など、技術系に限らず様々な勉強会が行われています。しかもだいたいドキュメントが残っているので、いつでも復習可能。素晴らしい環境じゃありませんか。

#おわりに
 以上、つらつらと日常を書いてみました。エンジニアでなくても、技術に興味のある人・技術を学びたい人はどこの会社にも一定数存在するんじゃないかなと思います。けど非エンジニアにとっては、「非エンジニア歓迎!」とか「営業職向け」とか書いていないと、なかなか参加しづらいものです(僕だけかもしれませんが…)。
 SQLの面白さを知ったので、今度はプログラミングにも挑戦してみたいです。誰か一緒に勉強会やりましょう(できればPHPかRails希望です)。来年のAdvent Calendarではきっと、Go言語の素晴らしさとかについて書いてるんでしょうね。そうなってたらいいな。

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