こんにちは!
リブセンスで転職ナビ ネイティブアプリのデザイナーをしているmynと申します。
技術に関わるお話をするQiita Advent Calendar、去年から2回目の参加です。
これに参加すると、「お前は今年ちゃんと成長をしたのか?プログラミングも勉強したいな〜とか言っただけだったんじゃないのか!?」と、真正面から問い詰められている気持ちになりますね。
でも大丈夫。一生懸命思い出せば何かはあるはず。そう、SQLとか!
リブセンスのSQL文化について
リブセンスは営業さんまでSQLを書く文化のある会社です。
一般的なところはよく知らないのですが、「SQL書く人/全社員」人口比の高さははなかなか珍しいようです。というのも、弊社にはLivesense Analyticsという独自の分析基盤があり、Access logsと顧客データを突き合わせて自由に分析できる環境なので、「これを使わない手はない!」という便利な環境がそういう文化を作ったのだと思われます。
こういった環境の中で、「デザイナーもSQL書けるようになっちゃいなよ!」という厳しくも温かい上司(エンジニア)の後押しを受け、一年ほど前にSQL書き方ドリルを手に取ったのが始まりでした。
今日は、それから1年が経ち「デザイナーがSQLを書けるようになって良いことあったよ!」という事例をご紹介したいと思います。
Case:転職ナビアプリの自己PR入力画面

日々こんなことを思ってました
ここのデザインごちゃごちゃだわ〜。情報を整理してもっとシンプルにしたいわ〜。
でも、「なんかごちゃごちゃなんでシンプルにしたいっす〜!」でデザイン変えるわけにはいかん。だってプロだもん。。
そんな中でのディレクター兼POとのやりとり

という流れが通常です。
一歩前進してみる

という流れもわりとよくあります。
ここで、わたしがSQLを叩けると

という新しい潮流が生まれた!
叩いた結果
双方に納得感のあるコミュニケーションが実現!

デザインも機能を取捨選択したことにより訴求文言を増やし、より理解のしやすいバナー表示にすることができました。
まとめ
SQLでやってることは簡単だし当たり前のことなんですが、これを自分で叩けるようになると日々のデザイン業務 、特に情報設計などの考える部分が早くなりました。
今まで定性的なところでしかデザインの根拠を作れず、そしてそれは伝えることがとても難しかったのですが、Livesense Analyticsを使えると情報設計やユーザー行動を定量的に検証でき、事実としてあるので人に説明しても納得感を醸成しやすいです。
また個人的には、これまでユーザーテストでしかユーザーの生の意見を集めることができなかったのですが、アクセスログからリアルなユーザー行動を抽出できることに改めて感動しました。
おわりに
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました\(^o^)/
末筆ですが、SQLを辛抱強く教えてくださるチーム内外のエンジニア・ディレクターのみなさん、今年も一年大変お世話になりました&本当にありがとうございました。
来年も良いものを楽しく作れるプロダクティブな一年になりますように!