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勉強会をゲーミフィケーションする

Last updated at Posted at 2017-12-03

Livesense Advent Calender 2017-学- 3日目の記事です。

まずは自己紹介

こんにちは。
マッハバイト(旧ジョブセンス)でディレクター?マネージャー?をしているasuciiと申します。
今年のLivesense Advent Calender、非エンジニアによる投稿一発目。
そこはかとなく漂う場違い感をものともせず、書いていきたいと思います!!(緊張)

リブセンスでは勉強会がとても盛んで、毎日社内でなんらかの勉強会が行われています。
私もその中で大きめの勉強会を主催して2年目になり、
ノウハウも溜まってきたのでせっかくの機会ということでここにアウトプットしようと思いました。

題して「勉強会のゲーミフィケーション」
勉強会にゲーム的な要素をこうやって入れてます、というお話です。
なんだか難しそうですが実際はとても簡単です!

ゲーミフィケーションとは…

少し前に流行ったキーワードですね。
「幸せな未来はゲームが作る」(ジェイン・マクゴニガル著)などの
信頼できるソースを辿っていくと、「ゲーム」に共通する特徴は下記の4つと言われています。

  • ゴール
    • プレイヤーが達成すべき具体的な成果。プレイヤーの目的意識。
  • ルール
    • プレイヤーがゴールに達する上での制約。
  • フィードバックシステム
    • プレイヤーがどこまでゴールに近づいているかを示すもの。
    • 得点・レベル・合計点・進捗表示などの形で示される
  • 自発的な参加
    • 自分の意志で参加または脱退できる自由がある。

あなたの好きなゲームを思い浮かべても、これらの要素は必ずあるのではないでしょうか。
これらの要素を勉強会の中でも成り立たせることが可能です。

勉強会の内容

ここで勉強会の中身について軽く触れておきます。
勉強会といっても発表を聞いて終わりというタイプのものではなく、
自分が目標とするスキルを身につけるための社内研修だと思って下さい。
扱うテーマは、リブセンスで仕事をするさまざまな職種の人に役立つもの。
ロジカルシンキングなど思考系の勉強会が盛んですが、SQL、Excel、財務諸表、Webマーケティングといった実務に役立つスキルもいろいろと扱っています。

業務開始前や終了後に、同じ場所に集まって集団学習します。
そして宿題がでます。(ここがポイント)

どうゲーミフィケーションしてるか

色々な取り組みの中で一番うまく行ってるのは「レビュー&講評」システムです。
「ゲーミフィケーションするぞ!!」という感じで始めたわけではないのですが、結果的に良い感じにワークしています。
どういう流れかというと…

  • まず宿題がでます。(提出期限は3日〜1週間程度)
  • 宿題を提出したら、レビュー担当者が全員分の宿題に目を通し、コメントをつけます。
  • レビュー担当者は自分の担当分の中から「皆のお手本にしたい」ものを選びます。これが講評です。
  • 次回の「講評」コーナーで、レビュー担当者が誰のどの点がよかったかを皆の前で発表します。

たったこれだけです。
この中にどうゲーム要素が入ってるかというと…

  • ゴール
    • 宿題を期限内に完成させるというのがこの場合のゴールになります。
    • 回を重ねると「講評にあがる」という目標を設定する人もでてきます。
  • ルール
    • 宿題をする人は役職、職種にかかわらず皆平等に同じ期限で同じ宿題をやります。
  • フィードバック
    • 自分の提出物に対して必ずコメントがつきます
    • 自分比で前回に比べて良くなったところを教えてもらえたりします。
    • さらに、特に良いアウトプットが出せたときには、講評という形で皆の前で発表され、賞賛されます
  • 自発的な参加
    • 業務外の勉強会のため、参加・脱退は自分の意思で決められます。

講評が発表されるときのドキドキ感も一つのスパイス。
自分の名前があがると「よっしゃー!」と喜びの声が上がることもあります。
さらに一度講評に上がるとその後人が変わったようにモチベーションが上がるなんてことも…。
褒められる、認められるって大事なことだなと日々感じます。

まとめ

こうやって文字にまとめると「それだけなの?」という感じかもしれません。
とはいえ、シンプルで効果的な取り組みほど長く続けていけるものです。
あなたの会社、チームの教育にもゲーム要素を活かしてみてはいかがでしょうか?

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