参加してきました!!楽しかったので感想を書きます!!
関ケ原Ruby会議01とは
日本開催の Ruby カンファレンスといえば、 RubyKaigi や Kaigi on Rails がおなじみですが、様々な地域で近い形式のイベントとして XXRuby会議 というのが開催されています。
(RubyKaigi らと同じく、日本Rubyの会が後援していますが、オーガナイザーはそれぞれ色々な方が行っています。詳しいことは日本Rubyの会側の資料にまとまってます)
地域Ruby会議(Regional RubyKaigi;りーじょなるるびーかいぎ)は、RubyKaigiのようなイベントをいろんな地域でやってしまおうというプロジェクトです。日本Rubyの会が後援しています。
https://regional.rubykaigi.org/
Regional RubyKaigi(リージョナルるびーカイギ)または地域Ruby会議は、RubyKaigiとは別に開催される、RubyKaigiのようなものです。
https://scrapbox.io/ruby-no-kai/Regional_RubyKaigi
関ケ原Ruby会議は (01 とつくだけあって) 今回初めての開催で、「関ケ原に集まって、東西戦のような形で地域Ruby会議を開催しよう」をコンセプトで行われました。
これはまあ写真見るとわかりやすいんじゃないでしょうか。こんな感じの雰囲気です。
(全体的に関ケ原にちなんだ色々愉快なテイストが含まれていたのですが、全部は紹介しきれないので詳しくはハッシュタグ #sekigahara01 を見てみてください!)
全体の形式としては、20分程度のセッションが8本 + RubyKaja (+スポンサーLT) → 合戦 (!?) → 懇親会を 1day で行うという流れでした。
セッションの感想
「Sorbetの型がRailsのMVC全てを貫通するまで」
Ruby の type checker の一種である Sorbet を Model, Controller に加えて View や Browser でも使えるようにしたという発表です。
あと Sorbet の使い勝手を補う色々なツールをさらっと作ったり、色々技術を組み合わせて解決しているのが、めっちゃすごい。
「拙者、『型は欲しいが型は書きたくない』者たちとの和睦を結び、るびぃにおける型の領地安堵を実現せんと欲す者也」
Ruby の型に関しての議論の整理と、その上で RBS や周辺ツールが広まる上でのボトルネックである、敷居の高さを解消するツールを作っているという話です。
RBS を使う上での初期設定の多さ、若干自分が慣れてる側の人間だったので、確かに言われてみればとなりました。
直近は Agent に渡すプロンプトを提供している OSS もめちゃくちゃ増えてますが、この辺を整えるの確かにだいじ。
あと、議論で目線を合わせる重要はめっちゃわかる…となりました。(前提の違いを認識するのだいじ)
「Termfront: Ruby標準ライブラリだけで作るFPS」
(まだスライドアップロードされてなさそう?)
Ruby で Terminal 上で標準ライブラリのみ動く FPS を作った話なのですが、これは実物見たほうが早いかもしれません ![]()
gem install termfront でインストールして、 termfront で動きます。ターミナル上で本当に FPS 出来る。
発表内では 2D 画面で3Dっぽく見せる方法や、どう標準ライブラリで実現するか (PVP は Socket 等を使えばやれる、音声は外部コマンドを検出し叩くというワークアラウンドをしているなど) なども話されてました。
個人的に Terminal で色々動かしてみるのは (AI との相性的に) 結構可能性を感じているので、アイデアとして参考にしたい。
「気づいたらRubyで100作品 ー クリエイティブコーディングが生活の一部になるまで」
こういう感じの↓クリエイティブコーディングをめっちゃやられている chobisiba さんがどう作っているか、どう作ってきたかの話でした。
発表で、最初は「何を作ればいいのか」で悩んでいたことがあった、というのが個人的に印象深くて、というのも普段色々作られてる姿からそういうイメージがあまりなかったからなのですが、 chobishiba さんがそうだったように、楽しむ気持ちでどんどんやっていけば乗り越えられるのかも (?) と、新しいことにチャレンジする勇気をもらえてよかったです。偶然を楽しむというか、正解じゃなく自分がよいと思うものを選ぶ、みたいなマインドも良いなとおもったので参考にしたい。
「Play Music on Ruby - Picorubyで作るMIDIオーケストレーションツール -」
RubyKaigi のときに実物見せてもらって、(なんなら自分もこれみて M5Stack Tab5 買ってしまった) のですが、こうして色々出来るの見ると楽しそう〜ってなりました。良い発表でした。
(M5Stack Tab5 を動かすために最近 AI と悪戦苦闘しているのですが、自分も慣れて色々試したい)
「New "Type" system on PicoRuby」
Type は Type でも型ではなく、キーボードの話です。MIDI キーボードを (強弱概念を使って落とし込んだりで) でキーマップして、キーボードとして使えるようにした話です。
そのまま qwerty 落とし込むのだと結構つらそうだな〜とは思いつつ、うまくフィットするのもありそうな気がするので面白そう。 (個人的にはハングル文字とか、パーツの組み合わせ系の文字はフィットするのかも?みたいなことを思った)
「Job戦国時代」
(スライド見当たらず。そのうちブログで出るらしい?)
Sidekiq (ActiveJob を介する場合と直接使う場合それぞれ) と SolidQueue を、実際のユースケースを元に比較したという話です。
ベンチマーク見た感じは思ったよりも SolidQueue 全然やるなと思ったのですが、実際に使う際には SolidQueue に割り当てる DB の強さどの程度で十分かとか負荷とかも気になるので、これ参考にしつつ計測したい。でも思ったよりも SolidQueue ありなのかも?って心の期待値がちょっと上がりました。
「PicoRubyに於けるRefinementsの再解釈」
(まだスライドアップロードされてなさそう?)
Refinements の構想としてあったアイデア (残念ながら当時入らなかった) が、それが PicoRuby にフィットするんじゃないか、的な話です。(ちょっと咀嚼できているか怪しいです)
正直自分は Refinements の良さがあんまわからんって思ってたのですが、 Refinments が仮に特定の block で使えるようになると ↓ みたいなのが出来る、というのは確かに DSL としてちょっとおもしろそうって思いました。
他にも Ruby (cruby) は unix 前提 (うろ覚え) とか Thread はもうちょっと Ruby っぽくやれたのでは (うろ覚え) 的な話など、あんまり自分の中になかった考えが結構あって噛めば噛むほどうまそうな予感がするので、改めてスライド見てもうちょっと咀嚼したいです。(おすすめされてた本もちょっと見てみます)
RubyKaja が素敵だった
セッションの間に、Rubyコミュニティに貢献した方を称える場として、RubyKaja 2026 が行われました。
わいだー:RubyKajaは、各地域のRubyコミュニティで活動しているRubyistを、それぞれのコミュニティから推薦して、みんなで褒め称える取り組みです。身近なところでコミュニティを支えている人たちに光を当てる場、というふうに捉えています。もともとは、2012年3月10日に開催されたYokohama.rb #18で、nagachikaさんによって提案されたRubyist Awardsでした。
https://tech.smarthr.jp/entry/2026/05/21/153000#RubyKaja%E3%81%AE%E5%BE%A9%E6%B4%BB
個人的には、これが色々な方に光を当てる取り組みで、めちゃくちゃ素敵な取り組みだな〜と思いました。
いつも翻訳記事書かれている hachi8833 さんなどが受賞されているのとかとても良いな〜と思いましたし、自分が知らない地域のいろんな取り組みを知れたり、 PicoPicoRuby (https://picopicoruby.connpass.com/event/389163/) のメンバーが楽しそうに受賞スピーチ (というかデモ??) をやってるの見て、次参加してみたいな〜と感じたり、色々心動くことがありとても良かったです。
色々交流した
こういうオフラインカンファレンスの醍醐味は交流だと思うのですが、西や東の Rubyist の方々以外にも、中部地方のエンジニアの方といろいろ交流できて楽しかったです。
普段別言語使われている方などもいらっしゃって、外からみた Ruby とか、別言語のカンファレンスがどうなっているか、なども聞けたりして参考になりました。他にも VRChat でやってる技術イベント とか、色々な方に色々教えてもらったりしました。
あと、関ケ原によるついでに Qiita の名古屋のメンバーとも交流したり、 関ケ原の博物館に行くイベント でその地域について学んだりと、別の地域ならではのことも色々あり楽しめました
企画ありがとうございました!











