XML コマンドの使い方
今回はXMLコマンドです。XMLコマンドはウェブにより生成されたXML、HTMLの情報を処理することに使われます。
XMLコマンドの中身
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Start XML Session・・・使用したいデータソース (ファイルまたはテキスト) を指定します。
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End XML Session・・・使用したデータソース (ファイルまたはテキスト) を閉じます。
※XML セッションの開始 操作を補完します。 -
Insert Node・・・ノードを挿入する。
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Delete Node/Attribute・・・ノード/属性を削除する。
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Update Node(s)・・・ノードを更新する。
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Validate XML Document・・・XML 文書を検証する。
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Get Node(s)・・・ノードを取得する。
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Save Session Data・・・セッションデータを変数に保存する。
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Execute XPath Function・・・XPath 関数を実行する。結果を変数に代入します。
ノードを取得してみる
今回はノードを取得し、メッセージボックスに出力までやってみます。
まずはこの内容のXMLファイルを用意します。
今回ファイルはMyDocsに置いておきます。
<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>
<buildings title="東京情報大の建物一覧">
<building id="1">
<name>本館棟</name>
<floor>7</floor>
<comment>講義室、演習室、事務局、ゼミ室</comment>
</building>
<building id="2">
<name>体育館棟</name>
<floor>2</floor>
<comment>アリーナ、トレーニングルーム</comment>
</building>
<building id="3">
<name>学術フロンティア共同研究推進センター</name>
<floor>3</floor>
<comment>「社会環境」「自然環境」「環境情報システム開発」の国際共同研究の拠点</comment>
</building>
</buildings>
ではワークベンチのXMLコマンドでStart XML Sessionのウィンドウを開きます。

File Pathの「・・・」からファイルへのパスを指定し、セーブします。
XPath Expressionで取得したいノードを指定します。初めにid="1"の部分のノードすべてを取得しようと思うので
building[@id='1']
を入力します。格納する変数は用意しているvalue型変数Prompt-Assingmentを使用します。
こちらでセーブし、メッセージボックスも用意します。
実行してみましょう!
無事にでました。
つぎはid="2"のcommentの部分のみ取得します。
building[@id='2']/comment
に変えて実行します。
うまくいきました!
他にもいろいろできますので是非試して下さい!
今回は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!




