いまさらですが、42tokyoのpiscineに合格しましたので、その過程を書かせていただきます。
#自己紹介
関西の某私立大学の経営学部経営学科に在籍しております。
プログラミングは、小学生の時から趣味でゲームをつくってましたとか、中学生の時に暇だからサーバー立てて遊んでました的な、生粋のプログラマンキッズな育ち方をしたわけではなく、普通にサッカーをしてきた、ただの一般人です。(一般人に失礼)
#42tokyoと出会う
いろいろあり、最初はHTML/CSSでHPを作る勉強をしていました。その当時Twitterが盛り上がっている時期であり、僕自身も同じようにHTML/CSSを勉強している仲間を探すためにTwitterで毎日ツイートしていました。そんな中、「42tokyo」というアカウントがたまたまTLで流れてきて、42tokyoのHPを見た瞬間にめちゃくちゃ興奮したのを覚えています。その瞬間、「休学してここに行こう!」と決めました。
#怒涛の試験「piscine」 〜準備編〜
そんなこんなで、42tokyoの試験を受けることになりました。1次試験はオンラインですぐに受けることができるゲームみたいなものです。こちらに関しては説明は省かせていただきます。
オンラインでの試験を合格すると2次試験であるpiscineへの参加が可能になります。
ここで、piscineとはなんぞやということでいろいろ調べていると、piscine体験談がたくさん出てくるのですが、みなさんが口を揃えて、相当厳しい試験であるということをおっしゃっていました。また、現役のエンジニアの方や、理系の将来有望な学生の方など、ライバルは相当手強いということもわかりました。
この状況で、自分はどうすれば合格できるのか、小さな頭を振り絞って考えました。
実際に試験前に行ったことは
・1ヶ月という長い試験になるので、お互いを鼓舞しあえる仲間を事前に探す
・フルコミットできる環境を準備する
前者に関しては、無事にTwitterなどで仲間を集めることに成功。
後者に関しては、24時間空いているコワーキングスペースで、お風呂は近くの快活クラブに2日に1回行き、服に関しては、GUの3枚1000円のTシャツを着回すことにしました。
#怒涛の試験「piscine」 〜試験中編〜
ついに、試験が始まりました。気合は十分でしたが、初日からいろいろと事件が発生します。
カリキュラムに関することは、ここではお話できないのですが、初日から全くわからないという状況でいきなり合格は絶望的のように感じられました。そんなこんなで予定していたスケジュールで動けないほど追い込まれていました。
1日のスケジュール
7:00~ 起床して即コーヒーを入れて勉強開始
12:00~ モンスターエナジー注入
19:00~ 晩御飯
20:00~ モンスターエナジー注入
26:00~ 睡眠
もちろん、日によってお風呂にいく日もあれば、お昼ご飯を買いに行ったりもしていましたが、基本的にはこんな感じでご飯もろくに食べずに試験に没頭していました。
試験中の食事はほとんど、快活クラブのモーニングと、Uberしたすき家の牛丼でした。本当に両者には恩返ししきれないぐらいお世話になりました。
ここでお礼を言わせていただきます。快活クラブさん、すき家さん、Uber eatsさん、本当にありがとうございました。
#怒涛の試験「piscine」 〜終了〜
そんなこんなで試験がおわりましたが、そこから結果が出るまで毎日不安で不安でたまりませんでした。しかし、1ヶ月の試験をやり抜いた達成感と、確実に成長したのではないかという自信をもってなんとか結果発表まで息絶えることなく過ごすことができました。
結果発表の日は、いつものごとくコワーキングスペースに向かっている途中の電車の中でした。あの瞬間は本当に電車の中にいることを忘れて大声でさけんでしまいそうなほど嬉しかったことを覚えています。メールを開いて、少し下にスクロールした時、合格の文字が見えました。おそらく人生で一番うれしかった記憶であろうと思います。
#piscineを経験した感想
これから先42tokyoのpiscineを受ける方のために、少し先に経験した立場から感想とアドバイスを残したいと思います。(えらそうですいません)
感想としては、こんなすばらしい試験を受けることができてよかったです。そもそも1ヶ月に及ぶ試験なんてなかなかないと思うし、その中でここまで強烈な内容になっているのは、piscineだけだと思います。僕自身、合格という結果で終わることができましたが、仮に不合格であったとしても、この1ヶ月を経験したというの自分の財産になると思います。
アドバイスとしては、この試験はかの有名な漫画の一番有名といっても過言ではないセリフ「諦めたらそこで試合終了」です。完全未経験の僕でも1ヶ月なんとか頑張ることで合格することができました。途中で何回も絶望したけど、純粋に試験を楽しむという気持ちを持って頑張ることができれば、結果はついてきます。諦めないで、楽しんでください。
拙い文章でかつ、長文になってしまいましたが、こんな僕の感想文を読んでくださりありがとうございました。