はじめに
VMware Workstation ProはBroadcom社が提供するデスクトップ型仮想化ソフトウェアのことです。Broadcom社によるVMwareの買収に伴い、昨年11月から個人・商用ともに無償利用が可能になりました。
VMware Workstation Proについてはこちらのサイトを参照しています:
本記事では、IBM CloudのVPCにVMware Workstation Proを導入し、VCF(VMware Cloud Foundation)のゲストOSを移行できるかどうかを検証します。
検証方法
-
IBM CloudのVPC上にwindowsサーバーを立てる
-
作成したサーバーにVMware Workstation Proを導入する
-
VCF(Flexibile)のESXiにゲストOSを作成
-
そのゲストOSをVMware Workstation Pro上に移行する
1. IBM CloudのVPC上にwindowsサーバーを立てる
まず、IBM CloudにVPC(Virtual Private Cloud)を作成し、そこに仮想サーバーインスタンス(VSI)を立てます。VPC, VSIの構築についてはこちらの記事を参考にするとわかりやすいです。
留意点
※2025年12月1日時点で、VMware Workstation Proが対応しているWindowsサーバーは2022までですので、検証では「Windows server 2022」を選択しました。
VMware Workstation Proのシステム要件はこちらのサイトから確認できます:
※VMware Workstation Proのシステム要件に「2GB RAM minimum/ 4GB RAM or more recommended」と記載があるので、プロファイルの選択時にはご注意ください。
2. 作成したサーバーにVMware Workstation Proを導入する
リモートデスクトップで作成したWindowsサーバーにアクセスし、VMware Workstation Proをインストールします。Windowsサーバーへのアクセス方法はこちらのIBM Cloud 公式Docsをご参照ください。
また、VMware Workstation Proのインストールは以下の記事を参考に進めました。
検証が完了次第、随時記事を更新いたします。