ffmpegを利用してフォルダ内のファイルを一括変換する

ffmpegを使ってaviをmp4に変換する

ffmpegは基本的に以下の使い方をする.
MacのQuickTimeでも開くことので出来るmp4ファイルとするためには、"-pix_fmt yuv420p"などのオプションをつけて変換する必要があります¹.

$ ffmpeg -i input.avi -pix_fmt yuv420p output.mp4

複数ファイルの一括変換

参考文献²をもとに作成したのが以下のコマンドである.

$ for f in *.avi ; do  ffmpeg -i $f  -pix_fmt yuv420p ${f%.avi}.mp4 ; done;

これによりフォルダ内のavi拡張子を持つものについてdo以降の繰り返し動作を行う. また, ${f%.avi}.mp4とすることでファイル名から.aviを除いたものを出力ファイル名とすることができる.

複数ファイルの再生速度の一括変更

以下のコマンドを実行する.

for f in *.mp4 ; do  ffmpeg -i $f  -pix_fmt yuv420p -vf "setpts=PTS*50" ${f%.mp4}-002.mp4 ; done;

-vf "setpts=PTS*50"で再生速度を変更している.
たとえば, 0.5倍速にしたい場合は-vf "setpts=PTS*2"とすればよい.

1. 【備忘録】ffmpegを利用した動画ファイルフォーマット変換 ↩

2. Macで複数のAVCHDファイルを、ffmpegを使ってmp4、movファイルに一括変換する方法 ↩