1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

# 「スケ番さん」におまかせ!社内の番号系問い合わせをLINE Botで自動化した話(Make × Googleスプレッドシート)

Posted at

🛠️背景


小売業の商品部で業務を担当しており、問い合わせ対応や各種申請書・報告書の作成など、幅広い業務を行っています。 その中でも特に頻度が高いのが、以下のような情報の確認依頼です。

🔢 社員番号(40人分を覚えるのは困難)
📱 会社携帯番号(外部からの連絡対応)
💻 PC管理番号(サポートデスクへの問い合わせ時に必要)


これらの情報を毎回PCで探すのは手間がかかるため、LINE Botで即時取得できるようにしました。

🛠️使用技術


・LINE Messaging API
・Make(旧Integromat)
・Googleスプレッドシート

🛠️Botの機能概要


機能概要.jpg

🛠️スプレッドシート構成

スプレッドシート①:社員情報

・A列:名前

・B列:社員番号

・C列:会社携帯番号

スプレッドシート①.jpg

スプレッドシート②:PC管理情報

・A列:名前

・B列:PC管理番号

スプレッドシート②.jpg

※いずれもダミーデータで構成しています。

🛠️Makeのシナリオ構成


Makeでは以下のような条件分岐を設定しています。

全景コメントあり.jpg

条件①:名前がスプレッドシート①に存在する場合

・テキストメッセージであること
・名前が一致する場合 → 社員番号・会社携帯番号を返答

条件①-1.jpg


条件②:名前がスプレッドシート①に存在しない場合

・テキストメッセージであること
・名前+「管理」が含まれている場合 → スプレッドシート②を参照

条件②-2.jpg


条件③:スプレッドシート②に名前が存在する場合

・PC管理番号を返答

条件③.jpg


条件④:スプレッドシート②にも存在しない場合

・「該当者が見つかりません」と返答

条件④.jpg


🛠️実際の返答例と設定条件


① 社員番号・会社携帯番号の返答

返答①.jpg

社員番号と携帯.jpg


② PC管理番号の返答

返答③.jpg

管理番号.jpg


③ 該当者が存在しない場合の返答

返答④.jpg

存在しない.jpg


🍏作成してみた感想


これまでPCでファイルを探して確認していた作業が、LINEに名前を入力するだけで完了するようになり、業務効率が大幅に向上しました。
今後は「名前+日付」でスケジュールも確認できるように機能拡張を目指しています。

Botの名前は「スケ番さん」。
今後もっと機能を追加してスケジュールや各種番号を教えてくれる、社内の頼れる存在を目指して命名しました。

🍏最後に・・・


LINE Botの作成にあたっては、YouTubeやQiitaの記事を参考にしました。
先人の知見に感謝しつつ、同じようにゼロから始める方の参考になれば幸いです。
まだまだこれから!がんばれ、自分!

1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?