最近業務？？でRaspberry Piを使う機会があったので、そのセットアップ手順について簡単にまとめてみました。これからRaspberry Piを始めたいという方がいらっしゃったら、ぜひ参考にしてみてください。

キットの中身

中身はこんな感じです。

①本体（説明書入り）
②ケース
③USBカードリーダー
④SDカード＆カードリーダー
⑤電源アダプタ
⑥電源ケーブル
⑦冷却ファン
⑧ヒートシンク
⑨ドライバー
⑩microHDMI-HDMIケーブル x2

ヒートシンクの取り付け

まず本体のチップ（CPUやメモリなど）にヒートシンクを貼り付けます。

ケース上部に冷却ファンを取り付けます。

冷却ファンを本体に接続します。（ピンの位置を間違えないよう気をつけてください）

本体をケースに入れて、ネジを締めます。

今回はRaspberry Pi Imagerを使って、Raspberry Pi OSをSDカードに書き込みます。

まず公式サイトからRaspberry Pi Imagerをダウンロードします。

SDカードをパソコンに入れて、Raspberry Pi Imagerを開きます。

対象デバイス（今回はRaspberry Pi4）を選択します。

「CHOOSE OS」をクリックします。

「Raspberry Pi OS(64-bit)」を選択します。

「CHOOSE STORAGE」をクリックします。

「NEXT」をクリックします。

「EDIT SETTINGS」をクリックします。

「GENERAL」タブでユーザー＆パスワードやWIFI情報などを設定しておきます。（後から設定することも可能）

「SERVICES」タブでSSHを有効化し、SSHキーを設定します。（キーがない場合は事前にssh-keygenなどで作成しておきます）

（その他はデフォルトの設定を使います）

「YES」をクリックします。

書き込みが完了したら、SDカードをパソコンから取り出して、Raspberry Pi本体に差し込みます。

電源を入れる前にディスプレイとマウス＆キーボードを接続しておきます。（電源を接続するとそのまま起動してしまいます）

しばらくすると、デスクトップ画面が表示されます。

ネットワーク設定を開いて、固定IPアドレスを設定しておきます。

別端末からSSH接続してみます。

$ ssh <username>@<Raspberry PiのIPアドレス>

これで基本的なセットアップが完了です。