Cloud9を卒業して、ローカルで開発環境を構築しようとしている方って結構いると思います。
筆者もその一人ですが、なかなか思ったように動いてくれないことも多々。。
そんな方へ向けた、一つの提案です。
ホストOS上に構築するデメリット
そもそもホスト環境と仮想環境って何が違うのか? こちらにわかりやすくまとまっているので参考にしてみてください。5分でわかる「仮想マシン」とは?今さら聞けない基礎・基本を解説
ざっくりホストOS上に環境構築するデメリットをあげると、
ホストOS上のローカル環境には目的のソフトウェア以外のソフトウェアも置かれているわけです。
すると、相互に影響すると何が原因で構築の際にエラーが起こっているのか追いかけにくくなってしまうのです。
エラーメッセージからすぐに理解して解決できるのであればよいのですが、
初心者の場合はわからなかったり、ググって出てきた解決法を意味もわからず試したりすることも多いのではないでしょうか。
理解していない解決法を試す恐ろしさ
ホストOS上で操作をしていると、PCの動作そのものに影響するものもあります。
自分で理解していない解決法を試してしまうと、結局別の部分で困ってしまうことになることもあります。
筆者は昔一度BIOSの起動設定を消してしまい大変なことに、、
そんなことになる前に、やはりきちんと理解しながら環境構築できたほうが学習の意味でもメリットは大きいです。
仮想環境上に構築するメリット
ずばり、やり直しがきくことです。
仮に設定を間違えてしまっても、最悪もう一度0から作り直すことができます。
ホストOSではこれがそう簡単にはいきません。
エラーが発生した際にも、0から作っているので必然的に原因がシンプルになります。
これならば意味を理解しながらトラブルシューティングできるはず。
vagrantとは
ここから本題です。
Vagrantとは、開発環境の構築を簡単に行うためのツールです。
仮想環境の実装を数ステップで可能にし、さらに同じ環境を別のマシンでも再現することが容易になっています。
開発環境の構築・共有を簡単にするVagrant入門
ドットインストールにも動画で構築の説明があります。
インストール
[Vagrant](https://www.vagrantup.com/)をダウンロード [VirtualBox](https://www.virtualbox.org/)をダウンロード それぞれインストールVirtualBoxのインストールでつまづいた方、こちらを参考にしてみてください。
Mac OS High Sierra で VirtualBox がインストールできない時は
インストールが終わったら確認してみましょう。
$ vagrant -v
$ Vagrant 1.8.1
vagrantの初期化と立ち上げ
vagrantの公式サイト([こちら](https://app.vagrantup.com/boxes/search でインストールするBoxファイルを検索します。))から仮想環境のOSを決めます。 今回はCentOSで作成していきます。$ vagrant init bento/centos-6.7
$ vagrant up
その後起動に成功したらSSHで接続
$ vagrant ssh