Teradata Vantage - Vantage Analytics Library[2022/9/22時点]の翻訳です。
(リリース番号 : 2.1.1 | リリース日 : January 2022)
この記事はVantageアナリティクスライブラリ シリーズのコンテンツです。
概要
保持変換を使用して、1 つ以上の入力テーブルの列を出力テーブルにコピーし、オプションで出力テーブルの列に新しい名前と型を付けます。Retain 変換は、どのようなデータ型の列にも適用することができます。
選択したカラムを単純に表示します。型の変換も可能です。
前提条件
・Teradata Vantageインスタンスにアクセスできること。
・Vantage アナリティクス・ライブラリがインストールされていること。
Vantage アナリティクス・ライブラリのインストールについて、既にVantageを導入頂いているお客様はTeradataサポートサービスにお問い合わせください。
Vantage Express (評価版)やクラウドサービスのDIYでご利用頂く場合はTeradata Dounloadからダウンロードし利用可能です。
Vantage アナリティクス・ライブラリのインストール手順は「Vantageアナリティクス・ライブラリのインストール」の記事に従い行います。
データの準備
サンプルデータの入手とデータベースへの格納方法
こちらの「チュートリアル用のサンプルデータを用意する」を参照ください。
実行方法
SQLから実行する場合の例
CALL td_analyze (
'vartran', /* 分析手法 */
'
database = QID; /* データベース名 */
tablename = Customer; /* テーブル名 */
retain =
{columns (Customer_ID,Customer_name)}
; /* 導出項目の定義 */
'
);
出力結果をテーブルに書き込む場合は以下オプションを指定可能です。
outputdatabase = 出力データベース名;
outputtablename = 出力テーブル名;
overwrite = {true | false}; --- 未指定の場合はtrueで上書きします
出力結果
データ量が多いため上位10件を表示しています。
Customer_ID | Customer_Name |
---|---|
BT-11485 | Brad Thomas |
DS-13180 | David Smith |
MJ-17740 | Max Jones |
VP-21760 | Victoria Pisteka |
DP-13165 | David Philippe |
MH-17440 | Mark Haberlin |
JH-16180 | Justin Hirsh |
HA-14905 | Helen Abelman |
MP-18175 | Mike Pelletier |
JP-16135 | Julie Prescott |
~ | ~ |
おわりに
サンプルコードはSQL関数から掲載し順次Pythonコードも掲載していく予定です。
警告
この本書はTeradata Vantageドキュメンテーションよりトピックに必要な情報を抜粋したものです。掲載内容の正確性・完全性・信頼性・最新性を保証するものではございません。正確な内容については、原本をご参照下さい。
また、修正が必要な箇所や、ご要望についてはコメントをよろしくお願いします。