概要
PSM I は、スクラムの習得の基本的なレベルを示す認定資格として業界に認められています。PSM I 認定資格保持者は、スクラム ガイドに記載されているスクラムと、スクラム チームでスクラムを適用する方法を理解していることを証明しました。PSM I 保有者は、スクラムに対して一貫した用語とアプローチを持っています。
2023/2/19に合格をした。得点は72/80。90%の正解率。13問、間違えると不合格だと思う。
今後仕事にスクラムを導入するかもという話があり、どんなものかを知るために勉強を行った。
勉強期間
一か月。50Hぐらいだと思う。1/17に勉強を開始し、2/19に試験を受けた。びっくりしたことに勉強記録を見る限り毎日何かしら勉強していたようである。
英語の翻訳と自分のまとめのノート作成に20Hぐらい頑張ったかもしれない。ノートは暗記に使う。
勉強費用として英語の翻訳で1000円、模擬試験で2000円、計3000円ぐらいだった。
勉強方法
他の合格体験記にたくさん書いてあるので、簡潔に書く。私はProfessional Scrum Master に合格したので体験記を見させてもらった。
- SCRUM BOOT CAMP THE BOOK【増補改訂版】。まずはScene No1を暗記します。あとは余裕があれば読みましょう。
- scrum-openの問題を解く。最初は暗記でOK。試験問題はこれと同じ形式で出ます。
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ミハイルさんの問題を解く。最初は暗記でOK。2020年版スクラムガイドに対応してないらしいが気にしなくていいと思う。
https://mlapshin.com/index.php/scrum-quizzes/sm-learning-mode/
https://mlapshin.com/index.php/scrum-quizzes/sm-real-mode/ -
スクラムガイドを読む。最初は意味不明なので、scrum-open、ミハイルさんの試験で9割解けるぐらい知識UPしてから読むと理解が深まる。
- mplazaの有料試験を解く。2020年版スクラムガイドに対応した問題があるので経験しておくとよい。ここは回答の解説があるので良いサイトだと思う。これは必須ではないが、安心を買うと思ってほしい
- ヤフーのまとめの図が覚えるのにいい感じ。これは2020年版スクラムガイドに対応していると思われる。
- google翻訳がよくわからないときはdeeplを使う。有料会員にすると楽です。scrum-openではちゃんと動きます。ミハイルさんのサイトでは一部動かないので少し工夫が必要です。実際の試験では動かなかった気がする。
- 2017年版スクラムガイドと2020年版スクラムガイドの違い。フーン程度でいいので目を通しておく。この違いで不合格になることはないと思う。
- 自分が覚えてないことをノートにまとめ復習する。ノートはwebで見れるところがいいと思います。
上記を順番に一か月2時間程度繰り返せば合格すると思います。
受験後の感想
見たこともない問題は出る。まったくわからない問題は消去法で乗り切ろう(全部間違えた可能性はある)。模擬試験暗記だけでは不合格になるかもしれない。私は合格したので自分が思っている以上に理解できているのかもしれない。
スクラムガイドのページ数(PDF15頁ぐらい)と勉強時間からもわかるが、他の資格試験とかと比べると合格は簡単である。だが他の研修を要するスクラムの資格より合格ラインは高いので知識だけでいうとこの試験が一番身に付くと思う。あとは実践のみである。
試験中のグーグル翻訳の精度に不安はあったが、十分なものであった。
PSM II Assessmentに興味も持ったが、模擬試験とかなさそうな感じで、真に理解している人しか無理そうな印象なのでニワカの私はやめておく。
意地悪な問題はでないので、ある程度自信がついたら受験すればいいと思います。
受験するときの気持ちはスクラムを理解するではなく、PSMを合格すると切り替えた方がいいです。大事なのは試験対策です。
合格後に見つけたページ、ちょっと面白い
まさか日本人がスクラムを作っていたとは思わなかった