👤 自己紹介
こんにちは、yyyy yyyです。
アプリクーポンの運用業務を担当しており、日々の業務改善や効率化に取り組んでいます。
今回は Power Automate Desktop(PAD) を使い、Excelにある顧客情報から定型メールを自動作成するフローを試作しました。
この記事では 「どういう課題を抱えていて、どう解決できたか」 を実例ベースで紹介します。
【Power Automate Desktop】Excelから自動で定型メールを作成するフロー
完成イメージはこちら👇
✒️ 背景と課題
- 毎月150件以上の取引先に「合意書締結依頼メール」を送る必要がある
- 件数が多く、手作業だと 転記ミスや送信漏れ が発生しやすい
- 本文はほぼ定型だが、会社名・担当者名・期限日だけが毎回異なる
👉 同じように「大量の定型メールを送る業務」を抱えている会社は多いのではないでしょうか?
例えば営業、契約管理、人事通知など、応用できるシーンはたくさんあります。
🚀 用意するもの
- Power Automate Desktop(無料で利用可能)
- Excelファイル(会社名・担当者名・メールアドレス・期限日などを管理)
🚀 フローの全体像
1. Excelファイルを読み込む
- 列:会社名、担当者名、メールアドレス、ファイル名
2. メールを自動作成
- 宛先:Excelのメールアドレス
- 件名: ◇月度 アプリクーポン|合意書締結依頼の件
- 本文の差し込みルール
- 〇〇 → Excelの会社名
- △△ → Excelの担当者名
- ◇ → 任意入力(月度)
- MM/DD → Excelの期限日(改修予定)
 
- CC:固定メンバーを追加
3. 繰り返し処理
- Excelの行を1件ずつ読み込み、最後の行まで処理
 
4. 定型文の中身
 
5. 作成されるメール下書き
 
👥 実際のフィードバック
同僚Sさん
「転記が自動でできるのはありがたい!ただ、期限日を毎回手動入力するのは手間なので、Excelから読み込みたい。」
上司Uさん
「宛先間違いがなくなるのは安心。実運用するなら、送信前に内容を確認できる仕組みが欲しい。」
💡 改善予定
- 期限日もExcelから読み込むように拡張
- メール送信は 下書き保存 → 内容確認 → 手動送信 のフローに変更予定
👉 「すぐ現場で使えるレベル」に近づけつつあります。
📊 導入効果(試算)
- 手作業:1件2分 × 150件 = 約5時間
- 自動化後:Excel入力済み → ボタン一つで30分程度
- 5時間 → 30分(約90%削減)
✅ まとめ
- PADを使えば「Excelにある一覧から定型メールを自動作成」が可能
- 実際に運用テストしたところ、 転記作業の効率化・宛先ミス防止 に効果あり
- 改善余地(期限日の自動化、下書き保存)を踏まえ、さらに実務レベルに近づけられる
🔎 他社でも応用できるシーン
- 営業:顧客への定期報告メール送信
- 管理部門:契約更新・合意書依頼・督促メール
- 人事:面接案内や研修案内メール
👉 「Excelで管理している繰り返しメール」があるなら、そのまま応用できます。
🙌 最後に
初めてPADを使いましたが、ノーコードでもここまでできるのか! と実感しました。
この記事が、みなさんの「小さな自動化」のヒントになれば嬉しいです。


