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アウトプットすることがやり損になった時代、あえてアウトプットをする理由を考える

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Last updated at Posted at 2025-12-24

はじめに

こちらは エーピーコミュニケーションズ Advent Calendar 2025 最終日です!
初日に引き続き、最終日も担当させていただきます!

去年に引き続き今年もたくさんの記事を書かせていただきましたが、最後の記事は今年を振り返って個人的に感じたことをポエムにして書こうかなと思いました。
ポエムをLLMに通すのはナンセンスなので、こちらはLLMを使わずに作成しています。

直近で感じている技術界隈のムードとしては、LLMを利用できる環境や人口が増えた反面、アウトプット記事を作成すること自体の意味が薄くなり、リスクすら発生する時代になってきたんだなと感じました。

具体的には過度にLLMっぽい文章がマイナスに捉えられたり、11月末頃に記事の内容が不正確なものが良くないと評価され不名誉なバズり方をしていたり、12月初旬頃にとある動物に例えられていた記事が燃え上がってしまったり、そもそもアウトプット記事はAIの邪魔になるからやめた方が良い的な強めの言説も見受けられました。
これだけ色々と目に見える批判的な意見も考慮すると、書くこと自体に意味がないならまだしも、書くことがリスクになる「やり損」状態の様に感じられます。

自分の中でもモヤモヤしていたものがあったため、アウトプットをすることの意味を改めてアウトプットをしながら考えてみることにしました。
どう考えるべきか、どう自分を納得させるべきなのかを改めて整理して言語化してみました。

改めてアウトプットの意味を考える

なぜアウトプットをするのかという疑問

個人的な結論としては、「あくまでアウトプットは自分の血肉にするためのものであることを前提として、あわよくば読み物であったり困っている誰かへのナレッジ共有的な要素がある」と感じています。

ただ、ナレッジ共有を再考した際にも感じていたことですが、AI時代のいまとなっては、誰かの何かを見聞きするよりもAIに聞いた方が早い様なケースも増えてきていると思います。
なので、アウトプットすることの意味としては、外部発信という枠組みを利用して行うもののその内容が誰かの目に触れる機会も時代とともに徐々に減ってくる様なフェーズに差し掛かってきており、外的要因的な意味づけが薄まってきているのかなと思います。(本来そんなものはないのかもしれませんが。)

そこで改めて、外部発信という枠組みを利用してのアウトプットに対して本質的な意味を問うと「自分が自分のために作成したメモ」であり「ついでにもしかすると誰かの役に立ったり読まれたりすることもある」くらいの整理が自分の中の落とし所でした。
なので、技術的な内容を書く場合には再現性のある手順まではいかないものでも、自分が同じことに遭遇した際に、再度確認できるレベルや自己満足に近いものを目指せば良いと考えています。
この様なお気持ち表明のエッセイポエム手記に関しては基本的には燃え上がることさえ避けることができるのであれば自己満でOKという整理なのでそこは変わらず気が楽なものです。

AI技術が時代のスピードを加速させたように非常に情報過多な時代に差し掛かっており、文字通り無数にプロダクトが存在します。
あれを使うにもこれを使うにも使い方をおぼる必要がありオンボーディングだらけ、使っている時は良くても少し時間を空けて触った時には何をどうしていたんだっけ?となるため、アウトプットの成果物としては最低限それだけを防げれば良いと思います。
繰り返しになりますが、自分的に面白いな、やってみたいなと思ったことに関しては興味が赴くままにやってみた系やハンズオン的なものを記録として作成して、また触りたいときのカンペにできたら良いのかなと思います。
外出しだけではなく頭から文章化することも立派なアウトプットです。

2025年としては技術界隈に潮目の変化も感じ、あえてこのタイミングで自分のエンジニアとしての活動を整理しようとも思ったのでこの様なことを改めて考える機会となりました。

改めてLLMの価値を考える

LLMがもたらしたものは福音なのか

LLMはとても有用で、人類に新たな革命として自分だけでは知り得ない世界への翼を与えてくれました。
それこそ農耕に始まり、蒸気機関や火薬、エンジンなどがもたらしたパラダイムシフトと同等、同等以上のものをもたらしてくれたと感じています。

知識がない分野のことも聞けば教えてくれるし、何かを学習したい際に24時間365日いつでも好きな時に自分だけの家庭教師にもなってくれます。
また、PCの中の世界であれば何でもかんでも代わりにやってくれることが当たり前になってきています。
非常に便利で効率化されたものではありますが、利用方法を誤った場合の危険性なども見えてきていると感じています。

LLMとの良い関係を築いていくために

AIに出力させたものをそのままアウトプットにすることには価値はないかもしれないと思う反面、内容を自分で読んで噛み砕いて理解することができるのであれば立派なカンペ製造機にもなると思います。
LLMに作らせたものをあれこれ試してみることも良いと思いますし、書いてみるでも考えてみるでも、基本的に監督は人間であるべきで頼れる相棒なり秘書みたいなお付き合いが良いと思います。

そんな感じで最終的には自分の力としてコミットできるものを最終出力としてアウトプットできるのであれば形式を問わず意味があるものになると思います。
前提としてアウトプットが自分のものでありもしかすると他者にも使えるものということを考えたときに、意味がある形になるものは「時間を使う意味があること≒絶対的に自分の身につくこと」か、「形式立てて整理した形として出力できるもの」のどちらかになると思います。
アウトプットを「結果や成果物」として捉えた際には、意味がないものになるかもしれませんが、アウトプットを「それ自体が活動」として捉えた際には、意味があるものという点は変わらないのかなと思いました。

LLMを使ったアウトプットに意味を持たせる

人間がやるべき工程を考える

生成AIが当たり前になった2025年中に、まず押さえておきたい基礎ガイドでも書きましたが、基本的にLLMは必要な素材をたくさん準備してくれるアシスタントの役割として捉えておくことがひとまずは安心だと考えています。
料理として考えた場合、素材の利用可否判断や賞味期限を確認するのは人間ですし、調理をするのも人間としておくことで、利用する人間が一層効率的に利用することができるものだと感じています。

また、調理自体を担当してもらう場合でも、味見に至っては人間がするべきだと考えています。
AI利用論的な話やガイドライン的な話ではなく、至極シンプルな話として最後にそれを食べるのは人間であるため、LLM好みの味付けでなく、人間好みの味付けとすることが大切なのではないかと感じています。
海外の料理も日本人の口に合うように日本人向けの味付けがされると言いますよね。

LLMがアウトプットしたものを考える

文章としての成果物についてですが、個人的には言葉の言い回しや端などは気になる部分はあれど、断定的な言い回しかつ内容の正確性が担保されない記事だけを弾いているのであれば、是として良いものであり、意味のあるものになるとと考えています。

AIが出力したものに対して、人間による確認や実際に操作をして試した結果のフィードバックフェーズが加わるだけでグッと内容は良くなりますし、活動としても最終成果物としても意味のあるものができると考えています。
人間はその過程で上手くお付き合いをしながら少しずつでも身につけていければ良いのではないかと感じています。

もちろん全てを投げて頼ってしまうことはありますが、あくまで理想的には人間が食べるものを人間が味見をした状態で完成させて提供できることが最高に素晴らしいことだと思います。
LLMは何かをする際の時短に使うことが本質的な利用方法であって、LLM自体が調理をして、LLM好みの味にすることが目的ではないという点を履き違えないようにすると良いかなと思っています。

おわりに

必ずしも人間自身がアウトプットとして書くこと自体に重きを置いて、大きな声で「それが意味があることだ!」とは言い難い時代に差しかってきているんだとは感じますが、「最終出力されたものが目的」なのか、「その過程自体が目的」なのか、それぞれの着地点として整理した際に意味があるものがそこには残っているんだと思います。
最終的な目的は丁寧であることでも文量が多いものでもなく、「前提として自分の学びになること、あわよくば誰かの学びになるもの」を過程を含めて作成することなのかなというのが2025年時点での結論になりました。

それではかなり長くまとまらない文章となりましたが、最後までお付き合いいただきましてありがとうございます!
それでは、2026年以降も意味のある良いアウトプットができるようにしていこうと思います!

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