はじめに
Azureの資格を初めて取得したので簡単に記録を残しておきます。
Azure Fundamentals (AZ-900)とは
名前の通り、Azureの基礎に関しての知識を問う入門資格。
内容は以下の構成。
- Describe cloud concepts (25–30%)
- Describe Azure architecture and services (35–40%)
- Describe Azure management and governance (30–35%)
5月5日に英語版の試験内容が変更されたので注意。SLAに関する問題などがなくなり、少しシンプルになったようです。
個人的バックグラウンド
Azureはアプリケーション開発者として1年少々利用していますが、たまにポータルを見て特定の操作を行ったりするくらいで、知識としてはとても狭い範囲でしか持っていない状態でした。
学習方法
公式サイトの下部にあるLearning pathの動画を流し見ました。
OCIやGCPの動画と違って、倍速再生ができないのが非常に不便で時間の無駄……。
一通り学習を終えたら、esi.microsoft.comの模擬試験を実施。こちらは、所属の企業や教育機関などがMicrosoftと提携している場合に使えるようになっているようです。
150問前後の模擬試験問題セットの中から毎回ランダムに40数問出されるので、何度も繰り返して答えを全部覚える勢いで学習します。間違った問題、迷った問題があれば、その度に検索して知識の補填を行えばより効果的。
出題形式(操作方法)も本番とかなり近いので、非常に効果的な学習方法でした。
5月初めの試験内容変更にも、数日以内に追従していたようです。
試験
公式サイトからリンクをたどって申し込み。今回はテストセンターでの受験としました。
試験会場には15分前には着いて、本人確認や写真撮影などを受付で行い、その後入室して受験という形です。
身分証明書を忘れたりしなければ、自宅などの遠隔試験よりも楽に受けられると思います。
結果&所感
35問45分の試験で、700点が合格ラインのところ、835点で合格。所要時間は20分弱程度でした。
終わった瞬間に画面上で合否が出て、更にテストセンターで結果の紙も印刷して渡してもらえるので安心です。紙は要らないが……。
問題の性質というか、訊かれるポイントが妙に細かくてOCI FundamentalsやGoogle Cloud Digital Leaderよりも無駄に難しく感じましたが、結果的に、ちゃんとキーとなる概念を押さえておけば問題はないレベル感だと思います。
今後
迷っているところ。とりあえず実務ではまだしばらくAzureに関わることになりそうなので、AI or Data Fundamentals (AI-900/DP-900)を受けるか、Associateレベルを受けるか。
あるいはGCPもそろそろ触りそうなので、ACEもありかなと。
AWSについてはほぼ素人なので、とりあえずCloud Practitionerを取っておくという選択肢もあり。
一旦、情報処理安全確保支援士の講習をこなし、秋口までの忙しい時期を乗り切ってから考えようと思っています。