はじめに
Google Cloud Digital Leaderに合格したので簡単な記録を残しておきます。
Cloud Digital Leaderとは
GCPの一番の入門として位置づけられる資格試験。
内容は以下の構成。
- クラウドに関する一般的な知識(15-25%)
- Google Cloud に関する一般的な知識(25-35%)
- Google Cloud のプロダクトとサービス(45-55%)
個人的バックグラウンド
OCIの記事で書いた通り、
GCPの実務経験は2年ほどあるが、アプリケーション開発者として関わったのみなので、自分で触った機能は限定的。
学習方法
ある程度クラウドの一般的な知識があれば、上記公式のトレーニングを一通りやればOK。
一通り動画を流しみて、トレーニング内のクイズで確認しつつ、スライドで知識を補足すれば、とりあえず準備としては十分。
試験
資格のトップページから、リンクをたどり、Google Cloud Webassessorのアカウントを作成し試験を申し込めばよい。後述するが、Webassessorの登録氏名と試験時に見せる身分証明書の氏名が一致している必要があることに注意。
受験当日は、いつも通り近所のレンタルスペースを利用した。
机の周りさえ綺麗ならば、部屋の後ろや隅の方に物が置いてあっても問題はない。
受験前の諸確認については、CKAD/CKAのときと似た感じで、カメラオンの状態でチャットでやりとりをしつつ、身分証明書や机周りの確認を行った。
日本語試験で申し込んだためか、確認チャットの序盤でいきなり日本語の指示が来たが、機械翻訳なのかやや意味が不明瞭だったため英語でのやりとりを希望したところ、その後はすべて英語で済んだ。
また、有効な身分証明書については公式ガイドに記載の通りだが、Webassessorでの登録氏名と一致している必要があるため、例えば運転免許証を利用するなら日本語氏名、パスポートなら英語氏名で登録しておくこと。
結果&所感
90分40問の試験だが、15分で一通り回答、5分の見直し含め20分程度で終了。
内容については、トレーニングの模擬問題がそのまま出るということは当然なく、やや戸惑うような内容も多かった。ただ、Google Cloudのプロダクトとサービスについて一通り理解をしておくという原則に従えば、特に難しいことはないはず。
また、日本語受験の場合、一部問題文に脱字が見られたり、やや不安を覚える面もあった。(また、公式トレーニングは英語だったため、そのギャップもあった。英語に問題がなければ試験も英語で受験する方が安心かもしれない)
結果自体は、最終的な審査を経て7-10日後に通知があるとのことだが、採点自体は合格であることがWebassessorで即時確認できた。採点や試験結果に関するフィードバックは通知されないとのこと。
今後
直近実務でGCPを使用していないということもあり、次はAZ-900の学習・受験を予定している。