以前のQiita投稿後、
https://qiita.com/tkoji3744/items/0efa37a98d7d53116bfe
MapboxのHP内の、Maps SDK for Unityの復活をMapbox社に提案してきた。そして、その旨、2025.9におこなわれた、Build with Mapbox にてプレセンテーションをおこなった。
ところが、この準備中、Mapbox社のHPの Unity SDK | Mapbox Docs | Mapbox (https://docs.mapbox.com/unity/maps/guides/) の部分がいつのまにか更新されていることがわかった。(ぼくが以前のQiita記事をかいた2025.3にはまだ更新されてなかった。そして気づいたのは2025.8。つまり、更新されたのはごく最近、この期間の間だ)
そしてそこには、現在あるMapbox SDK for Unity(今後、更新予定、とのこと)をインストールするコツとして、Assets/UnityARInterface、GoogleARCore、MapboxARの各フォルダを削除するという、ぼくと同じ方法が(公式に)記載されていた!、
一方、上記のプレゼンの準備をしている間、ぼくは、この方法がUnityを介さなくても、PythonあるいはそのWEBフレームFlaskで、OSM (OpenStreetMap)とAPI連携することで実現できること知った。その方法の詳細は省くが、下記のとおり。:
1.MapTiler 無料アカウント作成
https://cloud.maptiler.com に登録 → APIキーを取得。
キーは環境変数に MAPTILER_KEY=xxxxx と設定するか、または app.py に直書き→app.pyで読み込み。
2.Flask構成はとりあえず最小
webmap_2_5d_flask/
├─ app.py
├─ templates/
│ ├─ index.html
├─ static/
│ ├─ buildings.geojson
2.5D表示や衛星写真表示は(質の差はあれ)Google Mapの専売ではなく、OSMでも可能だった

普段いろいろなサイトの地図で、PCでマウス、スマホでスクロール、をつかった移動や拡大を、やっている。
だが、その他に、写真の左上にあるよう、このようなボタンをつけて(PCならマウス、スマホならタッチ)移動させると、地図の「自動更新」を体験することもできる
(まさに、ぼくが前回、マウスやゲームコントローラーで体験した「どこまでもとんでいける」体験)
つまりこのOSM-API連携(MapTiler)をUnityでおこなったことが、このMapboxのHP内の、Maps SDK for Unityシステムの独自性の中心であって、この地図自体をMapBox社が作ったわけではなかったのだ。
いいかえると、MapTiler(データ提供の凄さ) × Unity(表現エンジンの凄さ)→ その掛け算が「Mapbox/Unity SDKの凄いところ」
つまり、Mapboxは「単なるMapTilerのクライアント」ではなく、Unity向けにワークフローを徹底的にチューニングしたSDKを提供していた、という点がこのシステムの独自性だったのだ。
(無知とはこわいものである。知っている人はこのことをとうの昔に知っていたことだろう。ひとりで開発しているためにおこった見落としであった)
