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Googleスプレッドシートからデータ取得してみた

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目次

はじめに

本題

到達目標

  • Googleスプレッドシートのデータを取得し、WEBブラウザに表示する
    スクリーンショット 2022-06-16 14.02.16.png

実行環境

  • MacBook Pro M1 2020(macOS Monterey 12.3)
  • Chromeブラウザ

事前準備

Googleスプレッドシートの利用には、Googleアカウントが必要です。
既に持っている場合は、それを使用してもOKです。

スプレッドシートの作成

データの元を作ります。
Google Driveの任意の場所で右クリックすると以下のようにメニューが表示されるので、そこから「Googleスプレッドシート」を選択します。
スクリーンショット 2022-06-16 13.47.26.png

シートを作成できたら、データを入力していきます。
今回は試験的にデータを取得できれば良いので、以下のようなデータを作成しました。
スクリーンショット 2022-06-16 13.52.13.png

今回はこのA2からC4のデータを取得することが目的です。

次に、
・スプレッドシートのタブ名(今回だと「シート1」)
・スプレッドシートのID
を控えておく必要があります。

タブ名は、スプレッドシートのタブの名称のことです。
初期値だと、「シート1」で、今回は変更していないのでそのまま控えます。

問題はスプレッドシートIDがどこかということです。
どこにあるかというと、スプレッドシートのURLの中にあります。
私の作成したスプレッドシートのURLは、
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1xLo5ywwtaLnBpc5UbI5Pf0NiqX4ZN80ff76OQjTkVmY/edit#gid=0
でしたが、この中の1xLo5ywwtaLnBpc5UbI5Pf0NiqX4ZN80ff76OQjTkVmY部分がIDです。

最後に、シートを全体公開の状態にします。

スクリーンショット 2022-06-16 15.15.56.png
スプレッドシートの「共有」ボタンを押します。

スクリーンショット 2022-06-16 15.17.29.png
シート全体の名称を決められます。
今回は「テストシート」とし、保存しました。

スクリーンショット 2022-06-16 15.17.41.png
一般的なアクセスの項目を、
・リンクを知っている全員
・編集者
に変更し、完了を押します。

以上で、スプレッドシート側の設定は完了しました。

GCPの登録

スプレッドシートからのデータ取得には、スプレッドシートAPIを使用します。
そのためには、GoogleCloudPlatformでの作業が必要でした。

GoogleCloudPlatform

まずは利用登録から行なっていきます。
スクリーンショット 2022-06-16 14.08.54.png

規約に同意したらチェックボックスをクリックし、「同意して続行」をクリック。

スクリーンショット 2022-06-16 14.17.56.png
ポップアップが消えたら、「プロジェクトの選択」をクリックし、以下の画面を開きます。
スクリーンショット 2022-06-16 14.09.27.png
ここで、「新しいプロジェクト」をクリックします。

スクリーンショット 2022-06-16 14.10.29.png
プロジェクトの作成画面が開きます。
プロジェクト名は「ss-ge」にしました。(ここは好きなもので大丈夫です)
場所の項目は、今回は触れませんでした。
そのまま作成をクリックします。

スクリーンショット 2022-06-16 14.10.47.png
無事に作成できれば、メイン画面の右上にチェックマークが表示されます。
早速、「プロジェクトを選択」から、作成したプロジェクトの管理ページに飛びましょう。

GoogleSheetsAPIの設定

プロジェクトの管理ページに飛べたら、次はGoogle Sheets APIを設定していきます。

スクリーンショット 2022-06-16 14.11.26.png
検索窓に「sheet」と入力すると、MARKETPLACEの項目に「Google Sheets API」が見つかるので、選択。

スクリーンショット 2022-06-16 14.11.39.png
「有効にする」をクリックして、少し待ちます。。

スクリーンショット 2022-06-16 14.12.05.png
Google Sheets APIの管理画面が出てきたら、成功です。

認証情報(APIキー)の作成

認証情報を作成しないと、スプレッドシートからのデータ取得はできないので、作っていきます。
左側の全体メニューにある「認証情報」をクリックします。

スクリーンショット 2022-06-16 14.14.06.png
認証情報のトップ画面に飛んだら、画面上部の「認証情報を作成」を選択します。

スクリーンショット 2022-06-16 14.14.21.png
「APIキー」を選択。

スクリーンショット 2022-06-16 14.14.33.png
しばらく待つと、作成されたAPIキーが表示されます。
この後すぐに使うので、メモしておくなりコピーしておくなりした方がいいです。

URLの作成

ここまで幾つかの項目を控えてきたと思います。
・スプレッドシートID
・シートタブ名
・データの範囲
・APIキー
この4つを組み合わせて、URLを作成してきます。

まず、雛形となるURLはこんな感じです。 https://sheets.googleapis.com/v4/spreadsheets/シートID/values/シートタブ名!データの範囲?key=APIキー

ここにそれぞれの項目をはめていきます。
データの範囲については、A2からC4の範囲なので、A2:C4 と入力します。
また、シートタブ名が初期値の場合は数字が半角なので、全角にしないように注意しましょう。

そうして組み合わせたURLを開くと…

スクリーンショット 2022-06-16 15.28.06.png

ちゃんとデータが取得できています!
Googleフォームと連携しているシートと繋げれば、スプレッドシートを開かなくてもデータの確認ができるなど、活用の幅は広いです。

※記事内に表示・記載しているAPIキーなどは、削除したため使えない状態にしてあります。

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