はじめに
この度、仕事でSAPを取り扱うことになりSAP初心者研修を受講することになったので、
そこで習ったことを簡単にQiitaにまとめていきたいと思います。
Qiita初心者でもあるため、見にくい記事になってしまうかもしれませんが、ご了承ください。
*SAPとは、ドイツに本社を置くソフトウェア会社のことを差しますが、
ここで言うSAPは、SAP社が販売するERPパッケージ製品のことを差しています。
SAPとは
SAP(Systemanalyse und Programmentwicklung)とは、ドイツに本社を置くソフトウェア会社のことです。
SAP社では、ERPパッケージ製品を販売しています。
このソフトでは、企業の在庫管理、生産管理、販売管理、財務管理などが効率よく行えます。
ちなみに「SAP」は「エスエーピー」と読みます。
よく「サップ」と聞くこともありますが、「サップ」はドイツ語ではあまり良い意味ではないようです。
*ERP(Enterprise Resources Planning)とは、経営の基本となる資源要素を適切に分配し、
有効活用する考え方を意味します。
SAPの特徴
情報の一元管理
例えばとある飲料メーカーがあるとします。
飲料を売るには、飲料の材料となるものを受注、材料を置く場所・在庫数の管理、
お客様からの受注受理、工場へ製造の依頼、出庫、請求、財務管理、収益分析など
様々なことを行うことが必要です。
この一連の工程をSAPでは一元管理することができます。
こうすることにより、取引のステータス進捗や、売上状態などをリアルタイムに把握することができます。
業務の標準化
標準的に利用される多くの管理項目・業務処理を部品化(組織・データ・機能など)し、これらの部品を取捨選択し組み合わせる事によりシステム効率標準化に寄与することが可能。
情報の見える化
経営層やマネージメント層が必要な情報は、現場からのインプットによって集められます。
SAPでは、日々の業務を実行することでデータはリアルタイムに蓄積され、それをダッシュボードなど視認性の高い
レポートで表示させることが可能です。