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間違えたブランチで作業し始めてしまった時の対処法「git stash」。又、git stashやcheckoutができなくなった時の対処法。

Last updated at Posted at 2020-08-02

間違えたブランチで作業し始めてしまった時の対処法「$git stash」。
又、git stashやcheckoutができなくなった時の対処法。

#本記事の狙い
gitで躓いたことを自分用に記録してゆきます。

#問題
間違えて統合ブランチで作業を始めちゃった。。。

ブランチを切り替えようと
$git stashすると
app/views/layouts/application.html.erb: needs merge
と言われstashできなかった。

#解決方法
###git stashで一時保存する。
以下で$git stashとはなんぞやを説明しています。
知っている方は下記手順まで。

$git stash 
を実行することでステージングされている・いないデータを
別の場所でそれぞれ一時保管しておける。

ただし、以下は stash されない。
・まだステージングされていない作業コピー内の新しいファイル
・無視されたファイル(gitignoreに記述されたファイル)

▼参考:作業コピーの位置づけ(スライド15p)
https://www.slideshare.net/yoshinoriyamanouchi12/git-79086120

stash後にcheckoutやその他git操作が行える。
checkoutして本来居たかったブランチに移り
$git stash pop
でstash から変更が削除され、現在のにブランチに再適用される。


$git stash apply
を使用してその変更を stash に維持することも可能。

※stash は作業しているローカルの Git リポジトリにのみ適用される。
プッシュ時にサーバーには転送されない。

▼参考:stashについて
https://www.atlassian.com/ja/git/tutorials/saving-changes/git-stash
▼参考:リモート追跡ブランチについて
https://qiita.com/uasi/items/69368c17c79e99aaddbf

#手順
$git status 
で問題を特定します。

Unmerged paths:
(use "git add ..." to mark resolution)
both modified: (コンフリクトが起きているファイル)

=>エディターでコンフリクト箇所を修正し、保存。

Changes not staged for commit:
(use "git add ..." to update what will be committed)
(use "git restore ..." to discard changes in working directory)
(変更されているがステージング($git add (ファイル名))されていないファイル)

=>コンフリクト修正したファイルもろともステージング

この状態で

$git stash
$git checkout (行きたいファイル)

#git stashの使い方

###$git stash 
一時的に作業した内容を保存。

###$git checkout (branch名)
お望みのブランチ(branch名)へ移動。

###$git stash pop
stash前の状態に戻す。

$git stash
$git checkout
$git pop

を行うとcheckout前の状態をcheckout後のブランチへ反映させるため、
コンフリクトが起きます。

またコンフリクトを解消し、ステージング($git add (ファイル名))すれば
checkout、もしくはstash等操作ができる状態になります。

###$git stash apply
お望みのブランチ(branch名)にstashした内容を反映。

因みに…
###$git stash list
stash 中の内容が見れる。

$ git stash list --date=local

とすることで作成日時を表示できる。

###$git stash apply stash@{2}
で望んだstashのみ反映させられる。
▼参考
https://gist.github.com/koudaiii/526707492ebc5915596e
https://ccbaxy.xyz/blog/2020/03/20/ruby33/

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