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Nrealアプリを作成してみた

Last updated at Posted at 2023-02-13

はじめに

Nreal Lightと開発用Android端末が手元に届いたので、Nrealアプリを作成してみました。
Nrealアプリの開発手順を当記事に残します。

開発環境

  • Unity (2020.3.36f1)
  • Xperia 5 III SOG05
  • Nreal Light
  • NRSDK for Unity 1.10.1

事前準備

Unityは勿論ですが、NRSDKをダウンロードする必要があります。
こちらのNreal公式サイトより、最新のUnity SDKをダウンロードしてください。
※ダウンロードするには、Nrealのアカウント作成が必要です。

また、Google Play Storeより「Nebula」をAndroid端末へ事前にインストールします。

プロジェクトの作成

Projects -> New projectから新しいプロジェクトを作成します。
テンプレートは「3D」を選択し、プロジェクト名と保存場所を設定してください。
問題なければ、画面右下の「Create project」を押下して新規プロジェクトの作成を行います。
image.png

NRSDKのインポート

Assets -> Import Package -> Custom Package... より、ダウンロードしたNRSDKを選択します。
image.png
選択後、画面左下に小さいウインドウが表示されます。
ウインドウ内の右下にあるImportを押下してインポートしてください。
image.png
インポート後、Assets内にNRSDKが追加されていることを確認できます。
image.png

NRSDKのインポートによるエラーの解消

NRSDK -> Project Tipsを確認すると、エラーが発生していることを確認できます。

image.png

File -> Build Settings...でBuild Settingsを開きます。
image.png

Androidを選択し、Switch Platformを押下してプラットフォームを変更します。
image.png

プラットフォーム変更後、NRSDK -> Project TipsにてAccept Allを押下してください。
「Are you sure?」とポップアップが表示されますので、Yes, Accept Allを押下してください。
image.png

No issues foundと表示されるていれば、エラーが解消されています。

カメラとコントローラーの配置

Assets -> NRSDK -> Prefabs内にあるNRCameraRigとNRInputをドラッグ&ドロップでHierarchyに配置します。
image.png

確認用のオブジェクトを配置

Assets -> NRSDK -> Demos -> HelloMR -> Logo -> Models内にあるオブジェクトをHierarchyに配置します。
※今回はMascotを使用しています。
image.png

配置後、オブジェクトをカメラが見える位置に移動させます。
HierarchyでMascotを選択後、Inspector -> Transform -> Position内のZの値を5に変更してください。
image.png

実機での確認

Android端末をPCと接続し、File -> Build Settings -> Buildでapkファイルを作成します(ファイル名と保存先は任意)。
image.png

apkファイル作成後、Android端末に作成したapkファイルをコピーし、Android端末内でインストールを行います。
インストール後、Nreal LightをAndroid端末に接続して、Nebulaアプリ上でARモードを選択します。

Nreal Lightを頭に装着し、作成したアプリを実行します。
配置したMascotオブジェクトが見えたら完了です。

参考

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