Windows + TortoiseGit で Dドライブの VSCode プロジェクトを GitHub にプッシュする方法（安全ディレクトリ対応付き）

はじめに

Windows の Dドライブなど、所有権情報が記録されていない場所にある Git プロジェクトで、TortoiseGit を使って GitHub に初回コミット・プッシュする際に出るエラーを回避する手順をまとめます。

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目次

1. GitHub でリポジトリ作成
2. TortoiseGit でローカルリポジトリ初期化
3. safe.directory エラーの回避
4. 最初のコミットとプッシュ
5. 今後の運用のポイント

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1. GitHub でリポジトリ作成

1. GitHub にログイン
2. 右上の「＋」→ New repository
3. 設定例

項目	設定例
Repository name	ProjectName
Visibility	Public / Private
Initialize this repository with	チェックなし

1. 「Create repository」をクリック
2. HTTPS の URL「https://github.com/username/ProjectName.git」 をコピー

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2. TortoiseGit でローカルリポジトリ初期化

1. エクスプローラーでプロジェクトフォルダ「D:\VSCode_workspace\ProjectName」を右クリック
2. 「TortoiseGit → Gitリポジトリをここに作成(Create Repository here...)」を選択
3. 「ベアリポジトリ」は チェックしない
4. OK を押すと .git フォルダが生成されます

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3. safe.directory エラーの回避

エラー例

fatal: detected dubious ownership in repository at 'D:/VSCode_workspace/ProjectName'

対処方法

ターミナルで以下を実行（グローバル設定で一度だけOK）：

git config --global --add safe.directory D:/VSCode_workspace/ProjectName

Dドライブ以下のすべてを安全にする場合：

git config --global --add safe.directory D:/VSCode_workspace

削除する場合：

git config --global --unset safe.directory D:/VSCode_workspace/ProjectName

確認する場合：

git config --global --get-all safe.directory

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4. 最初のコミットとプッシュ

1. フォルダ右クリック → 「Git Commit → “main”」
2. 変更したファイルをチェックしてステージング
3. コミットメッセージを入力（例: Initial commit 🎉）
4. 「コミット」ボタンをクリックしてローカルに保存
5. フォルダ右クリック → 「TortoiseGit → プッシュ(Push)」
6. プッシュ設定を確認：
   • Remote: origin
   • Branch: main
   • 「上流ブランチを設定」にチェック
7. OK を押すと GitHub に反映されます 🎉

💡 補足

• コミットは ローカル保存、プッシュは GitHubに送信 というイメージ

• 初回プッシュ時は「上流ブランチを設定」に必ずチェック

• 以降のコミットはプッシュだけで GitHub に反映可能

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5. 今後の運用のポイント

• コミット後は「プッシュ」で GitHub に反映される
• safe.directory は一度設定すれば再設定不要（グローバル設定の場合）
• プロジェクトごとにテンプレートを設定すると、コミットメッセージの初期値が自動入力される
• .gitignore を作って node_modules やビルドフォルダを除外すると安全
• Dドライブのプロジェクトは safe.directory の設定があると安心