AWS Health の Service Health から、東京リージョンに影響のあった障害を抽出しています。
(Globalやus-east-1リージョンのグローバルコントロールプレーンを利用している場合も含みます。)
なお、2024年 以前は執筆時点で AWS Health に情報がないため、Perplexity を用いて収集しています。
2025年
2025年10月20日 DynamoDB レースコンディションに伴う複数サービスへの影響
開始時刻:2025年10月20日 16:11 (JST)
終了時刻:2025年10月21日 07:53 (JST)
リージョン:us-east-1 一部 Global影響あり
サービス:DynamoDB、EC2、NLBと依存する全てのサービス(IAM Control plane なども含む)
影響範囲:us-east-1リージョン全体。グローバルコントロールプレーンへの影響もあるため、グルーバルに影響
内容:DynamoDB の DNS でレースコンディションが発生し、us-east-1 での DynamoDB への接続が不可になりました。これにより、EC2の起動ができなくなり、結果、NLBへの影響しました。DynamoDB、EC2、NLB を内部で利用する多くのAWSサービスに影響を及ぼした。また、IAM コントロールプレーンやCloudFront、サポートセンターなど us-east-1 にグローバルコントロールプレーンがあるサービスでコントロールプレーンのエラーも発生しています。なお、グローバルコントロールプレーンに依存しない東京リージョンのワークロードに影響はありませんでした。
2025年7月29日 AWS Glue 5.0 ジョブの起動失敗
開始時刻:7月29日 09:04 (JST)
終了時刻:7月29日 11:46 (JST)
リージョン:ap-northeast-1
サービス:Glue (Version 5.0 ジョブ のみ)
影響範囲:ap-northeast-1リージョン全体
内容:Glue 5.0 ジョブ実行が失敗する事象が発生しました。Glue 4.0 またはそれより低いバージョンをご利用のお客様は影響を受けませんでした。
2025年6月5日 ネットワーク障害による複数サービスへの影響 (apne1-az1)
開始時刻:6月4日 11:26 (JST)
終了時刻:6月4日 12:13 (JST)
リージョン:ap-northeast-1
サービス:ネットワーク
影響範囲:apne1-az1 のみ
内容:単一のアベイラビリティーゾーン (apne1-az1) において、パケットロスとレイテンシーの増加が発生しました。
2025年5月1日 CloudFront設定への無効化の伝播時間の増加
開始時刻:5月1日 22:26 (JST)
終了時刻:5月2日 01:34 (JST)
リージョン: Global
サービス:CloudFront
影響範囲:Global
内容:CloudFront設定への無効化の伝播時間の増加が発生しました。この期間中、お客様はCloudFrontの無効化がエッジロケーション全体に伝播するのに通常より長い待機時間を経験しました。エッジロケーションからのコンテンツに対するエンドユーザーのリクエストはこの問題の影響を受けず、イベント全体を通して正常に提供され続けました。
2025年4月15日 特定のAZにおける電源障害 (apne1-az4)
開始時刻:4月15日 16:40 (JST)
開始時刻:4月15日 17:43 (JST)
リージョン:ap-northeast-1
サービス:EC2、EBS など複数のサービス
影響範囲:apne1-az4
内容:単一のアベイラビリティーゾーン (apne1-az4) において、一部の EC2 インスタンスへの接続の問題が発生しました。これは、影響を受けた EC2 インスタンスへの主電源と二次電源が遮断されたことが原因でした。この間、お客さまは、影響を受けたアベイラビリティゾーンで起動されたインスタンスや、影響を受けた EC2 インスタンスを使用する他の AWS API において、エラー率やレイテンシーの増加の影響を受けた可能性があります。
2025年2月25日 IAMコントロールプレーンの書き込みAPIリクエストに影響する断続的なエラー率が発生
開始時刻:2月25日 21:48 (JST)
終了時刻:2月25日 22:13 (JST)
リージョン: Global
サービス:IAM
影響範囲:Global
内容:IAMコントロールプレーンの書き込みAPIリクエストに影響する断続的なエラー率が発生しました。既存のユーザー、認証情報、ロール、およびポリシーに基づく認証と認可は、この期間中影響を受けませんでした。
2025年1月29日 S3静的ウェブサイトオリジンを持つCloudFrontの問題
開始時刻:1月29日 19:18 (JST)
終了時刻:1月29日 20:40 (JST)
リージョン:Global
サービス:CloudFront
影響範囲:Global
内容:S3静的ウェブサイトオリジンを持つCloudFrontのお客様に問題が発生しました。この問題は、特定のCloudFrontロケーションからS3静的ウェブサイトオリジンへのトラフィックに影響し、「404 NoSuchBucket」エラーを引き起こした最近の変更の結果でした。
2025年1月5日 IAMコントロールプレーンの書き込みAPIリクエストに影響する断続的なエラー率が発生Control Plane API requests]
開始時刻:1月5日 06:42 (JST)
終了時刻:1月5日 07:31 (JST)
リージョン: Global
サービス:IAM
影響範囲:Global
内容: IAMコントロールプレーンの書き込みAPIリクエストに影響する断続的なエラー率が発生しました。既存のユーザー、認証情報、ロール、およびポリシーに基づく認証と認可は影響を受けていません。
2024年
障害情報なし
2023年
障害情報なし
2022年
2022年9月2日 AWS Direct Connect障害(リージョン全体に影響)
開始時刻:2021年9月2日 07:30 (JST)
終了時刻:2021年9月2日 13:42 (JST)
リージョン:ap-northeast-1
サービス:Direct Connect
影響範囲:リージョン全体 (Direct Location に依存しない)
内容:AWS東京リージョンの全アベイラビリティゾーンに影響する重大なインシデントでした。原因はDirect Connectサービスで使用されるネットワークデバイスの複数台故障で、2021年1月に導入された新しいプロトコルとオペレーティングシステムの相互作用に関連した潜在的なバグが引き起こしたものでした。顧客のVirtual Private Cloud(VPC)が存在する東京リージョンのデータセンターネットワークへのパスにおいて、ネットワークレイヤーの複数のネットワークデバイスに障害が発生し、午後12時30分に復旧が始まり、午後1時42分に完全に解決され、約6時間の長時間障害となりました。
2021年
2021年4月20日 SQS障害
開始時刻:2021年4月20日夜間 (JST)
終了時刻:約2時間継続 (JST)
リージョン:ap-northeast-1
サービス:SQS、複数のサービス
影響範囲:リージョン全体
2021年4月20日夜間に発生したAWS東京リージョンの障害は、SQS(Simple Queue Service)のAPIエラー率の上昇から始まりました。この障害はSQSのみならず、Lambda、CloudWatch、CloudFormationといった複数のサービスに波及し、約2時間継続しました。このインシデントは東京リージョン全体のAZ横断的に影響。
2021年2月20日:冷却システム故障(apne1-az1)
開始時刻:2月19日夜間 (JST)
終了時刻:2月20日未明 (JST)
リージョン:ap-northeast-1
サービス:EC2、EBS
影響範囲:apne1-az1
2021年2月19日夜間から20日未明にかけて、東京リージョンの単一アベイラビリティゾーンapne1-az1において冷却システムの電源喪失が発生しました。apne1-az1の一部区画における温度上昇により、冷却サブシステムへの電力供給が遮断され、EC2インスタンスへの接続障害と電源切断が生じました。AWSのエンジニアチームが冷却ユニットを復旧する間に、EC2とEBSのリソースは影響を受けましたが、障害は約5.5時間で復旧されました。
2020年
2020年10月22日:ネットワーク接続障害(apne1-az2)
開始時刻:2020年10月22日12:XX (JST)
終了時刻:2020年10月22日14:XX (JST)
リージョン:ap-northeast-1
サービス:ネットワーク障害
影響範囲:apne1-az2
内容:2020年10月22日正午過ぎから、AWS東京リージョンのアベイラビリティゾーンapne1-az2でネットワーク接続障害が発生しました。障害の原因はネットワーク接続性の問題に限定され、約2時間で復旧されました。